『PUBG』アップデート29.2で懐かしの初期「Erangel」が期間限定で復活。武器の見た目やバランス調整も、実装当初の懐かし雰囲気に

PUBG StudiosおよびKRAFTONは5月13日、『PUBG: BATTLEGROUNDS』のパッチノート29.2を公開した。『PUBG』実装当時より存在していたマップ「Erangel」が実装当時の仕様で復刻。

PUBG StudiosおよびKRAFTONは5月13日、『PUBG: BATTLEGROUNDS』(以下、PUBG)のパッチノート29.2を公開した。目玉となる要素として『PUBG』実装当時より存在していたマップ「Erangel」が当時の仕様で復刻。ゲームバランスも当時のゲームプレイに近い感覚になるように調整が入っている。

『PUBG』は、KRAFTONが手がけ2017年から展開している人気バトルロイヤルゲーム。近年のバトルロイヤルシューター人気の端緒を開いたタイトルでもあり、現在でもSteamの同時接続プレイヤー数上位に君臨し続けるなど高い人気を誇る作品だ。2021年には基本プレイ無料化された。


今回の29.2アップデートで「Erangel Classic」マップが実装。『PUBG』実装当初より登場していた人気の孤島マップ「Erangel」が当時の仕様そのままに復活したかたちとなる。こちらは2週間サービスされる期間限定マップとのこと。Erangelマップのリマスター以前のコンセプトと雰囲気に現在のゲーム要素が加わっており、慣れ親しんだマップでありつつも一味違ったゲームプレイになりそうだ。この機会に人気ロケーションのPochinkiやMilitary Baseを改めて訪れてみるのもいいだろう。

またマップの実装だけではなく、ゲームバランスにも調整が入っている。初期のErangelマップでの戦闘を想起させるように、一部の武器を除いて銃器類の反動が減少。当時の雰囲気を再現するためにアイテムとグラフィックも変更されており、レベル3ヘルメットや懐かしのクラシック衣装スキン17種がスポーンするようになっている。他にも、マップ、マッチ開始までのカウントダウンなど、一部のUIもリマスター以前のバージョンに変更されているとのことだ。古くから本作に親しんできた『PUBG』プレイヤーには嬉しい仕様となっていることだろう。


今回のパッチノートでは他にも、チームデスマッチ用の新マップLianaが追加。またRondoマップでは新しいアイテムであるジップラインガンを実装しており、立体的な機動ができるようになっている。またプリメイドパーティ同士で競い合う新たな対戦モード「連勝対決マッチ」やパフォーマンスの向上、その他バランス調整やバグ修正など、さまざまな要素が追加されている。さらなる詳細は、公式パッチノートを確認してほしい。

『PUBG: BATTLEGROUNDS』はPC(Steam)およびPlayStation 4/Xbox One向けに基本プレイ無料で配信中。
【UPDATE 2024/5/18 12:52】
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Jun Namba
Jun Namba

埼玉生まれBioWare育ちです。悪そうなやつはだいたいおま国でした。RPG全般が好きですが、下手の横好きでいろいろなジャンルに手を出しています。

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