サクサク遊べる地域制圧型SRPG『神殺しの蒼銀』Steamにて正式お披露目。「90年代後半SRPG」の雰囲気を目指す、テンポよく進む戦乱ファンタジー

 

国内の同人ゲームサークルSword_Guildは5月16日、『神殺しの蒼銀』のSteamストアページを公開した。同作はPC(Steam)向けに2024年リリース予定。ストアページ内では、スクリーンショットなどが公開されている。

『神殺しの蒼銀』は、ファンタジー世界の争いを巨大ロボットの戦いなども交えて描く、地域制圧型のシミュレーションRPGである。本作の舞台は剣の国や疾風の国、法の国など多数の国家が存在するファンタジー世界。主人公のアインヴァイスは、剣の国で王国騎士団の筆頭騎士を務める、戦争を終結へ導いた英雄である。本作ではそんな彼の視点から、ファンタジー世界の戦乱が展開。勢力同士の大きな争いが描かれていくようだ。


ファンタジー世界の戦乱は、地域制圧型のシミュレーションRPGとして繰り広げられる。本作でプレイヤーは、戦闘に勝利することで敵軍の領地を制圧し、自軍の領地を広げていく。自軍ターンではワールドマップ上にて、敵拠点への進軍や街の探索などが可能。行動回数に制限があるため、状況を考慮しながら自軍を動かしていくようだ。

本作では自軍や敵軍の行動によって戦闘が発生すると、戦闘モードへ移行。グリッド制のマップ上にて、ユニット同士の争いが展開される。各ユニットの行動をコマンドによって選択し、敵の制圧などを目指すのだ。戦闘には弱点を突くと再行動できる仕組みや、特定のキャラクター編成によるボーナスなどが存在。ターン制限もあり、1戦闘の時間は短めになっているという。そのため長くなりがちなSRPGの戦闘時間が短くなっており、テンポよくゲームが進むそうだ。そのほか本作では、ゲーム中盤に大きな分岐が存在し、展開の異なる4つのシナリオが繰り広げられる。特殊条件下で展開されるという巨大ロボ/巨神像バトルや、90年代後半頃の雰囲気を目指したドット絵や戦闘アニメーションなども特徴だろう。

 


本作を手がけているのは、葉華崎剣氏による国内の同人ゲームサークルSword_Guildだ。過去作としては、2016年よりSRPG『駆け抜けるもの達の交響曲』をサークルの第一弾として販売している。本作『神殺しの蒼銀』については、葉華崎剣氏のXアカウントにて2022年頃より制作状況が公開されてきた。以前よりSteamにてリリース予定だと告知されており、今回Steamにてストアページが公開されたかたちだ。

なお同氏の先日ポストによれば、本作はSFC向け作品『ファイアーエムブレム 紋章の謎』、アリスソフトによるPC向け作品『ままにょにょ』、PS向け作品『ブリガンダイン』の影響を受けているようだ。


『神殺しの蒼銀』は、PC(Steam)向けに発売予定。ストアページ上の記載によれば、2024年に発売予定となっている。