最大4人協力ローグライト『Gatekeeper』、中毒性高め一騎当千アクションとして好調スタート。『Risk of Rain 2』と『Vampire Survivors』の“融合”を掲げるせん滅&ボスバトル
パブリッシャーのHypeTrain Digitalは5月13日、『Gatekeeper』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込1700円。現在リリース記念セールがおこなわれており、5月27日まで20%オフとなる税込1360円で購入可能だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はリリース後さっそく好評を集めている。
『Gatekeeper』は宇宙の惑星を舞台とするローグライトアクションゲームだ。ソロプレイおよび最大4人の協力プレイに対応している。本作の世界では、「宇宙の心臓」が盗まれてしまっているという。プレイヤーは心臓を取り戻すため、機械の軍勢に戦いを挑む。
ゲームプレイでは見下ろし型視点にて、ゲートキーパーと呼ばれるキャラを操作して戦っていくことになる。ゲートキーパーは複数用意されており、それぞれ4種類の攻撃スキルをもっている。また敵を倒してレベルを上げたり、道中でアーティファクトを入手することで、能力値やスキルを強化していくことが可能。そうして敵を倒しながら自分のキャラを強化し、ステージを進んでいく。
ステージにはクリア条件が存在する。規定数の敵を倒したり、オブジェクトを起動したりと、自動で設定されるクリア条件を達成すると、先のステージに進むことができるようになる。またステージが進めば、強力なボスが登場することも。ダッシュスキルなどで敵の攻撃を避けながら、強敵との戦いを制するのだ。
そんな本作は、5月13日に早期アクセス配信が開始された。本稿執筆時点で、同時接続プレイヤーはピーク時に1453人を記録(SteamDB)。またSteamユーザーレビューでは、約200件中88%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。なかなかの数のプレイヤーを集め評価も高い、好調な滑り出しとなっている。レビュー内容では、爽快でカジュアルさもありながら、適度に歯ごたえがあるゲームプレイなどが好評。なかには本作を“時間泥棒”であるとする意見も見られる。
ちなみに開発元のGravity LagoonのXアカウントのポストによると、本作は『Risk of Rain 2』と『Vampire Survivors』の融合をコンセプトに制作されているという。ユーザーレビューでも、両作の影響に言及したものが複数見受けられる。人気作の要素が取り込まれつつ、気軽に遊べる協力ゲームとして評価されているようだ。
本作を手がけるGravity Lagoonは、カザフスタンに拠点を置くインディースタジオだ。過去には、本作のプロローグ版にあたる『Gatekeeper: Eclipse』および『Gatekeeper: Infinity』を制作し、Steamにて期間限定で公開していた。両作は好評を得ており、特に『Gatekeeper: Infinity』は4000件以上のレビューを集め、92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得するなど、高い評価を獲得。注目を集めたプロローグ版に引き続き、製品版となる本作も好評を集めているかたちだ。
なお本作の早期アクセス配信は、2025年の第2四半期から第3四半期ごろまでを予定しているという。現時点でもゲームのコア要素は実装されており、7人のゲートキーパーや4種のボスなどが用意されている。今後は四半期に一度大型アップデートを実施し、バランス調整などをおこないつつ、新たな惑星など新要素を追加していく予定とのこと。Steamストアページでは日本語のロードマップが公開されているため、興味のある方は確認しておくとよいだろう。なお正式リリース時には2割から3割ほど価格を上昇させる可能性があるとのことである。
『Gatekeeper』はPC(Steam)向けに、早期アクセス配信中だ。価格は税込1700円で、ゲーム内は日本語表示に対応している。また現在リリース記念セールがおこなわれており、5月27日まで20%オフとなる税込1360円で購入可能だ。