神話サバイバル『Valheim』大型アプデでついに新バイオーム「Ashlands」登場。溶岩が広がる新天地での冒険、てんこもり新コンテンツと共に実装

 

Iron Gate Studioは5月14日、『Valheim』にてPatch 0.218.15を配信した。このパッチでは、新バイオーム「Ashlands(灰の地)」の実装をはじめとした、各種調整や新要素の実装がおこなわれる。なお本稿には新コンテンツのスクリーンショットや内容が含まれるため、留意されたい。

『Valheim』はPC(Steam/Microsoft Store)およびXbox One/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中の、北欧神話やバイキングをテーマにしたサバイバルゲームだ。主神オーディンのため宿敵を倒しつつ、混沌とした世界に秩序をもたらすことが目的である。自動生成される広大な世界で、狩りによる食料の確保や建築を通じて生活基盤を確立。伝説の生き物と戦ったりしつつ、世界の探索を進めることとなる。

本作は2021年2月に早期アクセス配信を開始。プレイヤーによる口コミなどが話題を呼んだ結果、ピーク時には50万人以上の同時接続プレイヤー数を記録(SteamDB)。2022年4月には売上1000万本を突破した人気タイトルだ。2022年12月には、霧に包まれた6番目となるバイオーム「Mistlands(霧の地)」を実装する大型アップデートが実施された(関連記事)。


そんな本作について、今回「Ashlands(灰の地)」が新たに実装された。Iron Gate Studioによれば、灰の地は本作における最後から2番目のバイオームとして設定されているとのこと。灰の地周辺の海域は非常に熱く、頑丈な船でなければ航行は不可能となっている。上空から燃えがらが降り注いでいることもあり、準備不足では痛手を負うことになるだろう。木材での建築なども控えたほうがよさそうだ。

ほかにも、片手剣や弓をはじめとした武器が30種以上追加された。クリーチャーについても新たに10種以上追加され、建築可能アイテムも70種以上追加された。詳細なアップデート内容については、公式パッチノート(英語)を参照されたい。

灰の地は4月22日、パブリックテスト版に向けてリリースされたPatch 0.218.9にてテスト実装されており、それが今回のアップデートにて正式に実装されたかたち。なお本作は早期アクセス配信期間内であり、バージョン1.0に向かうにあたっては、もうひとつのバイオーム「the Deep North(極北)」の実装を残すのみとなった。残る極北の実装も心待ちにしたいところだ。とはいえ、早期アクセス配信期間中は、そうした大規模なアップデートだけではなく、ゲームのコンテンツを拡充する小規模なアップデートもおこなっていく予定のようだ。

『Valheim』はPC(Steam/Microsoft Store)およびXbox One/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中。Xbox Games Pass(PC/コンソール/クラウド)にも対応している。なおSteamでは5月28日まで定価2050円の50%オフとなる1025円で販売中だ(いずれも税込)。