デスクトップ下部分で農業する放置ゲーム『Rusty’s Retirement』“圧倒的に好評”を得て、早くも売上20万本到達

 

デベロッパーのMister Morris Gamesは5月14日、『Rusty’s Retirement』の売り上げが20万本に達したと発表した。本作はPC(Steam)向けに配信中。

本作は、PCの画面下部にゲーム画面を細長く表示させ、ほかの作業をしながら楽しめる放置系農業シミュレーションゲームだ。『Stardew Valley』の影響を受けて開発され、今年4月26日にリリース。ゲーム内は日本語表示に対応している。


『Rusty’s Retirement』にてプレイヤーは、主人公ラスティの農場が発展していく様子を見守ることとなる。最初は小さな畑から始まり、プレイヤーが作物の種を蒔くと、ラスティが水やりなどの世話をして収穫する。作物の種類は、小麦やニンジン、玉ねぎ、トマトなど多種多様。作物を育てていくなかで、新たな作物がアンロックされていく。

収穫した作物からはバイオ燃料を作ることができ、バイオ燃料は農場を発展させるために必要なお金に換えることが可能。また、ゲームを進めていくとお手伝いロボットを利用できるようになり、バイオ燃料が彼らの動力源となる。そして、お手伝いロボットを強化・カスタマイズし、種まきや水やりなどの作業の自動化させるのだ。

なお、本作はPCの画面下部にてプレイできるほか、画面端に表示させる垂直モードも用意。また、ゲーム外の作業に集中できるよう、ズームアウトしたりゲーム速度を落としたりする「フォーカスモード」も存在する。


本作は、PC(Steam)向けに4月26日にリリースされ、発売から5日間で売り上げ10万本を突破。それから約2週間でさらに10万本を売り上げ、このたび累計20万本に到達した。本作はSteamのユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約4900件のうち96%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。ゲーム序盤こそプレイヤーが積極的に関与することが求められるが、画面下部で“ながら放置農業”ができるというユニークなコンセプトや、かわいい世界観などが好評だ。また、同時接続プレイヤー数は連日1万人前後を記録しており(SteamDB)、こうした人気の高さが好調な売り上げにつながったといえるだろう。

『Rusty’s Retirement』は、PC(Steam)向けに配信中だ。弊誌では、開発者Jordan Morris氏へのインタビュー記事を掲載しているため、興味のある方はそちらもチェックしてほしい。