雇われヒーローアクション『Captain Carnage』2025年発売へ。カタナと銃で戦う皮肉屋ヒーロー、フルタイム正社員として凶悪ヴィランに挑む
Hoax Gamesは『Captain Carnage』を2025年に発売すると発表した。本稿執筆時点で対応プラットフォームはPC(Steam)を予定している。
本作は三人称視点のアクションゲームだ。主人公となるのは、かつて人一倍の不運にさいなまれる特別な能力をもたない人間だったものの、特殊な血清をめぐるトラブルに巻き込まれ能力に目覚めた皮肉屋のスーパーヒーロー「Captain Carnage」。そうして怪しげなヒーロー組織に正社員登用されながら、世界を救うためにフルタイムでスーパーヴィランたちとの戦いに身を投じることになる。
本作は三人称視点のアクションシューティングゲームになるとのこと。公開されたトレイラーでも常人離れした身体能力を活かした、二段ジャンプや壁キックを駆使したパルクールアクションが確認できる。上空から空中キックや急降下による攻撃で敵を強襲する様子もみられ、三次元の空間を活かしたアクションが楽しめるようだ。
また二本の刀と二丁の拳銃を持った主人公のビジュアルは本作のアクションにも反映されている。ゲームにおいてもさまざまな武器とスキルを組み合わせて、遠距離と近距離のプレイスタイルを選んで戦うことができるようだ。主人公が皮肉屋のスーパーヒーローとのことなので、作風も皮肉とブラックユーモアに満ちたものになるのだろう。
本作の開発を手がけるHoax Gamesは2022年に設立されたという、オーストラリアに拠点を置いて活動しているスタジオ。実績としてUnityアセットストア上でキャラクターの足が斜面に合わせて接地するアニメーションアセット「iStep」をリリースしているが、ゲーム開発は本作が初となるようだ。公式サイトによると本作のほかにも「Hoax Fighter」「Hoax Agent」と呼ばれるコードネームの作品を開発中。その中には「Hoax Hero」という名前の三人称マルチプレイヤーアクションを開発しているという記載もあり、それが今回『Captain Carnage』として発表されたかたちかもしれない。
『Captain Carnage』は2025年発売予定。対応プラットフォームはPC(Steam)。
【UPDATE 2024/5/15 12:15】
本作のジャンルについて本文と見出しを一部修正