バンダイナムコエンターテインメントの元社員、会社のスマホなど約500台を無断売却した疑いで逮捕。社内調査で「約6億円被害」として訴えられていた元社員

 

バンダイナムコエンターテインメントの元社員が業務上横領の疑いで逮捕されたことが明らかとなった。毎日新聞などが報じている。

捜査関係者によると、容疑者は4年前の2020年、社員が業務で使用するスマートフォンなど約500台を無断で売却。5400万円を着服したとして、業務上横領の疑いがもたれているという。容疑者は当時バンダイナムコエンターテインメントにて業務用のモバイル端末の発注や管理を担当しており、保管記録として使用されている端末の数が異なっていたことから内部調査がおこなわれ、不正が発覚したとのこと(NHK)。

なお容疑者はバンダイナムコエンターテインメントを2022年12月20日付けですでに懲戒解雇されているそうだ。警視庁は容疑者が同じ手口で売却を繰り返し、1億円以上を不正に得ていたとみて調べを進めているとのこと。

またバンダイナムコホールディングスの社内調査では、容疑者は2015年4月ごろから2022年4月ごろにかけて、同様の手口でスマートフォンなどを4400台以上無断で売りさばき、約6億円を不正に着服していたことが伝えられていた(関連記事)。その後同社が容疑者を刑事告訴したとみられ、今回逮捕に至ったかたちだ。余罪の追及も含め、今後の動向が注目される。


なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。