ほっこり交流旅ゲーム『たき火のそばで』6月5日発売へ。たき火を囲み旅人たちと仲良くなる旅路、戦闘一切なしのまったりゲーム

Nordcurrent Labsは5月9日、『たき火のそばで(Fireside)』を日本時間6月5日にリリースすると発表した。キャンプ場を旅しながら旅人たちと交流するアドベンチャーゲームだ。

パブリッシャーのNordcurrent Labsは5月9日、『たき火のそばで(Fireside)』を6月4日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)およびNintendo Switch。Steamストアページ表記によると、日本時間6月5日のリリースとなる見込みだ。本作は日本語表示にも対応予定だ。またSteamストアページではデモ版も配信されている。


『たき火のそばで』は、キャンプ場を旅しながら旅人たちと交流するアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは分岐する道を選択しながらたき火からたき火へと点々と移動し、旅を続けていく。たき火ではほかの旅人たちが集っており、会話や物々交換が可能。個性豊かな旅人と選択肢制の会話をしたり、旅人が欲しがっているアイテムをあげたりしながら交流を進めていくのだ。

また本作ではたき火で料理をすることも可能で、レシピは50種類以上が用意されているという。旅人たちが食べたい料理を作ってあげて、取引をおこなうこともできるそうだ。このほかキャンプ場にある祠から別の空間に転移し、荒れ果てた家を再建していく要素も存在。家の再建には旅人たちとの交流で得られるソウルエナジーを利用することになる。家の再建が進めば、旅人たちを招くことも可能だそうだ。


本作を手がけるのはドイツに拠点を置くEmergo Entertainment。CPことCarl-Philipp Hellmuth氏とPaul Redetzky氏が共同設立したスタジオだ。本作の開発のきっかけとなった作品は2020年3月におこなわれたゲームジャムイベント「Stay Safe! Jam」にてCP氏、Paul氏ら4名のチームにより制作されたという。

当初は飢えや喉の渇きといった要素を含むRPGとなっていたものの、最終的に戦闘要素を一切含まず、さらに一般的なRPGでは“戦闘の合間”として扱われるようなキャンプでの休息に焦点をあてたゲームとして開発されていったそうだ。ストレスも生じうる戦闘システムを一切排し、のんびりとくつろぎながら旅を満喫できるゲームプレイが重視されているとのこと。

その後2021年には開発メンバーにシナリオ担当のIlona Treml氏を迎え入れ、じっくりと完成に向けた開発が続けられてきたようだ。Steamの本作ニュースでは制作過程が細やかに紹介されており、開発者ブログは日本語翻訳されている。興味のある人はチェックしておくといいだろう。

『たき火のそばで(Fireside)』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)およびNintendo Switch向けに日本時間6月5日発売予定だ。本稿執筆時点ではSteamストアページにてデモ版が配信中。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

Articles: 2561