マルチ対応古代ギリシャ風オープンワールドサバイバル『Dawn of Defiance』発表、年内早期アクセス配信へ。神の反逆者となり、身一つで島々の覇権を握る


デベロッパーのTraega Entertainmentは5月8日、『Dawn of Defiance』を発表した。本作は2024年内に早期アクセス配信としてまず展開される見込みだ。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。

『Dawn of Defiance』は古代ギリシャがテーマのオープンワールドサバイバルクラフトだ。主人公はとある島の浜に身一つで流れ着いた兵士。プレイヤーは武器や道具をクラフトして自身の身を守りつつ、島を探索してゆく。なお本作はソロでのプレイのほか、自分を含めた最大4人までの同時プレイにも対応する予定。


タイトルの“Defiance(反抗、反逆)”にもある通り、主人公は神に対抗するアンチヒーローだ。神の使いとの戦いや神殿の試練を通し、反逆者として島々に名を轟かせるのが本作の目的となっている。島で試練をこなしていくと、空中を浮遊するなど、人間を超越した力を扱えるようになる。戦闘では会得した魔法やアビリティのほか、ナイフや槍、弓、盾などを用いることが可能。島の人間や兵士、ゴーレムなどと戦うことになるようだ。


動物や木などからは素材が採取でき、素材を元に武器や防具、建物などがクラフト可能だ。武器・防具は染色に対応しており、見た目のカスタマイズができる仕様となっている。建物は現在のところ工房と思しき小屋や水上拠点、古代ギリシャ風の神殿などが公開されている。

また、島の探索をして財宝を見つけたり、神々からの試練に打ち勝ったりするたびに新たなクラフトレシピやアップグレードが開放されていく。クラフトと戦闘、両方こなしていくのが重要となりそうだ。


本作を手がけるのはアメリカのテネシー州に拠点を置くTraega Entertainment。2015年に創業したインディーデベロッパーで、過去には第二次世界大戦をテーマにしたSFアクション『Aegis Descent』を制作している。

Traega Entertainmentによれば、本作はプレイヤーからのフィードバックを得て、多くのプレイスタイルに合わせた体験を提供するために、まず早期アクセス配信にてスタートを切るそうだ。早期アクセス配信期間中は二つの島にまたがるバイオームや、初期段階の武器、道具、建物のクラフト、複数の試練やパズルが実装されるとのこと。正式リリースは2~3年後となる見込みで、その際にはキャラクターのカスタマイズや新たなクラフトレシピ、新たなマップなどが実装されるとしている。

なお、Traega Entertainmentによれば、本作にはギリシャ神話の神々そのものは登場しない予定。あくまで神々をテーマとした試練や、神の使いという形で登場するようだ。


『Dawn of Defiance』は2024年内に、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに早期アクセス配信予定だ。