Respawn Entertainmentは5月7日、『Apex Legends』シーズン21「アップヒーバル」のパッチノートを公開した。武器やレジェンドのバランス調整について明かされている。
まずパッチノートでは、新レジェンドであるオルターのアップグレードがお披露目された。アルティメットクールダウンおよび戦術クールダウンのほか、専用アビリティの強化を得られるようだ。詳細は以下のとおり:
■オルター
レベル2アップグレード
アルティメットクールダウン:アルティメットのクールダウンを最大30秒短縮
Void Vision:戦術アビリティ後にも敵のハイライト表示および体力ゲージを視認できる時間が延長される
レベル3アップグレード
Eternal Nexus:ヴォイドネクサスの時間制限がなくなる
戦術クールダウン+:戦術アビリティのクールダウンが最大10秒減少
またバランス調整では、ウィングマンが通常武器化に際して調整。ほか、サプライボックス周りの調整や味方のバナー回収時のアニメーションにも変更がくわわる。詳細は以下のとおり:
■バランス調整
ケアパッケージ
・ウィングマンが通常武器に
弾丸のサイズがケアパッケージ武器化以前の状態に
基本ダメージが50から45に
スカルピアサーエリートが削除
腰撃ち精度が減少
ブーステッドローダーを装着可能に
拡張マガジンは装着不可能に
・ディヴォーションがケアパッケージ武器に
撃ち続けると腰撃ち精度が広がる代わりに引き絞られていく
基本ダメージが15から16に
装弾数が48から54に
弾数は324発
マガジンが空になった際のリロード時間が大幅に短縮
・金武器
ネメシス/トリプルテイク/ピースキーパー/プラウラ―/ロングボウ
・非武装のプレイヤーが初めて開けるサプライボックスからは確定で武器が出現
・バナーを回収してもプレイヤーがアクションを制限されないように
走る、撃つ、殴る、蘇生といったアクションでバナー回収のアニメーションをキャンセル可能に
プレイヤーはバナー回収アニメーション中にすぐにデスボックスへ2回目のインタラクションをおこなう、あるいはインタラクトボタンを押し続けることでデスボックスからのアイテム回収画面に移行する
・サバイバルアイテムはチームが必要としている場合にのみ、拡張サプライボックスで出現するように
武器のアタッチメントやレジェンドのバランス調整も実施。多岐にわたるレジェンドが調整を受けており、バリスティックやクリプトなどが新たなアップグレードを獲得する。詳細は以下のとおり:
■武器とアタッチメント
・30-30リピーター
スカルピアサーが削除
・チャージライフル
ADS時のリコイルが改善され、安定性が向上
・ロングボウ
スカルピアサーが削除
バレルスタビライザーを装着不可に
基本の反動が大幅に改善
弾道落下が軽減
ADS移行時間が短縮
・トリプルテイク
ブーステッドローダーを装着可能に
・ホップアップ
スカルピアサーが出現しなくなる
ブーステッドローダーが出現するように
・1倍デジタルスレット
出現しなくなり、金武器などにも装着されなくなる
■レジェンド
アッシュ
・アークスネア
左手から発射されるように
発射時に武器をしまうことがなくなり、消耗品の使用も中断されないように
・フェーズティア
次元を移動中のプレイヤーには近くの敵がわかりやすく表現されるように
バリスティック
・ウィスラー
ダメージが5から10に
・アップグレード
ケアパッケージインサイトが削除
新たにSling-Shotが実装。ガンスリングで所持している武器のアタッチメントがレベル2では青セットに、レベル3では紫セットに強化される
ブラッドハウンド
・ハンディングビースト
クールダウンが3分から4分に
使用中に敵をノックダウンさせても時間が延長されなくなる
・アップグレード:レベル3
戦術クールダウンが削除
ブラッドテイストの体力獲得量が25から50に
新たにLong Huntが実装。ハンティングビースト時に敵をノックダウンさせると時間が延長される
カタリスト
・スパイクストリップ
クールダウンが25秒から20秒に
ロングキャストのアップグレード効果(スパイクの投てき距離が40%延長)が標準化
・フェロバリケード
長さが40mから45mに
・アップグレード
ロングキャストが削除
ロングベールがレベル3からレベル2に
新たにFerro-Doorが実装。パッシブで破壊されたドアを完全に作り直して補強できるように
コースティック
コースティックの部隊が全滅すると、敵に与えていたガスのダメージとスロウ効果が即座に終了するように
ガスのダメージが5から無制限に上昇していたところが、4から最大10まで上昇するように。ノックダウン中の敵へのダメージは一律で5から4に
コンジット
・レイディアントトランスファー
フォージシャドウ中のレヴナントに使用できなくなる
レヴナントがフォージシャドウを発動すると一時的なシールド生成が即座に終了。生成されていた一時的なシールド量は保持される(フォージシャドウ終了後に改めて付与されるとみられる)
・アップグレード
バッテリーコレクションが削除
新たにBattpackが実装。シールドバッテリーをインベントリ内の1スロットに3スタックずつ所持できるように(金バックパックの効果とは重複しない)
クリプト
・ニューロリンク
ネットワークトラフィック(ドローンを展開してエリア内の部隊を特定できる)が標準化
ドローン展開中はいつでも分隊数のバナー表示を確認できるようになる
・アップグレード:レベル2
戦術クールダウンおよびアルティメットクールダウンが削除
ネットワークエクスパンションがレベル2に
新たにQuick Pingが実装。ドローンのハンドリングが向上する(加速/減速がより早くなる)
・アップグレード:レベル3
新たにSatellite Imageryが実装。ドローンのスキャン効果時間が1.5秒に延長
新たにHackathonが実装。ドローンのクールダウンが半分になり、アルティメットの使用またはドローンが破壊されるたびにクールダウン時間が短縮される
ヒューズ
・アップグレード
ビッグバンが削除
新たにRing Masterが実装。リングコンソールにアクセス可能に
スカーティッシュ
-ダメージ軽減効果が簡略化され、火傷の影響を受けなくなる
-マザーロードを通過する際に、時間経過で37ダメージ(体力75の50%)を受けるのではなく一律で20ダメージを受けるように
レックレス
ナックルクラスターの連続ヒット時に爆発ダメージ軽減が適用されていなかった不具合を修正(レックレス取得時にはナックルクラスターがフルヒットしても約32ダメージしか受けないように)
ニューキャッスル
モバイルシールドの投てきアニメーションの速度がアップ(約2.5倍速くなる)
・キャッスルウォール
通電中に壁の前から向かってくる投てき物を破壊するように。壁の背後から発射された投てき物やほかのレジェンドのアルティメットの投てき物は破壊できない
通電時間が30秒から1分に
・アップグレード「ストロングホールド」による通電時間延長効果が2.5分から3分に
オクタン
・アップグレード
レックレスが削除
マッドホップがレベル2に
ストロングスキンがレベル2とレベル3の両方に実装。興奮剤ダメージ減少が-25%から5に
ワットソン
・アップグレード
フォーリングスターの効果が調整。部隊が全滅するとパイロンがアークスターを生み出さなくなる
スプリットサーキットはシールドの自動回復量を減少させなくなる
レイス
戦術およびアルティメットでの虚空移動中に近くの敵がハイライトで表現されるように
またマップにはブロークンムーンに大きな変化が訪れ、新たなロケーションなどが用意されている。先日公開された公式ニュースでは詳細が明かされているため、あわせて確認してみるといいだろう。さらにワールズエッジとストームポイントには、新たな場所にリングコンソール/調査ビーコン/クラフターが出現するようになっているそうだ。
このほか、ランクマッチではスコアの獲得量について調整はないものの、プリメイド部隊内の全プレイヤーが互いに3ランク差以内でなければマッチメイキングできないようになるという。また各種不具合修正なども実施予定。詳細は公式パッチノートを確認されたい。
『Apex Legends』シーズン21は日本時間5月8日未明に開幕予定だ。