東方Project二次創作アクション『SUPER ALICE DOLLS』5月3日早期アクセス配信開始へ。協力プレイ対応、アリスが人形をぶん投げたり盾にしたりして突き進む
国内の同人ゲームサークルですのや☆は5月2日、『SUPER ALICE DOLLS』を5月3日朝にリリースすると告知した。対応プラットフォームPC(Steam)。同ストアページによると、早期アクセスとして配信されるようだ。
『SUPER ALICE DOLLS』は、アリスが人形の能力を活用してステージを攻略する、「東方Project」の二次創作2Dアクションゲームである。本作の主人公アリス・マーガトロイドは、人形を操る程度の能力をもつ、魔法の森に住む魔法使いだ。本作ではある日、アリスの元からたくさんの人形がいなくなってしまう。アリスは、人形を探して冒険へ出発。人形を回収しながら、ステージを攻略していく。なお本作では、ゲーム内にシナリオパートは特に用意されていないそうだ。シンプルな2Dアクションゲームとしてプレイできるのだろう。
アリスは手に入れた人形を活用して、ステージを攻略する。本作は、ステージクリア型の2Dアクションゲームとなっている。基本は馴染みのあるオーソドックスなプラットフォームアクションと説明されており、プレイヤーは敵や罠などを回避しながら、ゴールを目指して進むのだろう。
特徴的な要素としては、本作ではさまざまな人形が登場し、アリスは人形ごとの能力を使用できる。詳細は不明ながらプレイ動画内ではアリスが人形を投げる、盾にして攻撃を防ぐ、ワイヤーのように移動する、レーザーを放つといった様子が確認できる。本作では、さまざまな人形の能力を活かして、ステージを進んでいくわけだ。システム面では穴に落ちても帰ってこられるなど、“ちょっとやさしい”仕組みも搭載。ローカルマルチプレイに対応しており、2人での協力プレイができるようだ。Steam Remote Play Togetherを活用した2人プレイも可能とされている。
本作を手がけているですのや☆は、ですNO氏による国内の同人ゲームサークルである。過去作としては、『不思議な夢の海のとばり』『リズとルカのマホウのカバン』など、オリジナルや二次創作のゲームを多数制作してきた。
本作『SUPER ALICE DOLLS』はストアページによると、「アリスが可愛い!」という思いで作られたという。ステージ内のギミックや一部のデザインなど、レトロな2Dアクションゲームへのオマージュも込められているようだ。
また本作は、早期アクセスのタイトルとしてリリース予定となっている。早期アクセス配信開始時点では、1周クリアとなる8Wまでプレイ可能。配信開始後は、プレイヤーの感想を元にステージの難易度調整やギミックの追加などが実施予定。ボスの遊び方についても、コミュニティの力を借りて楽しくしていきたいそうだ。正式リリースは2024年夏頃となっており、ステージの追加が検討されている。
『SUPER ALICE DOLLS』は、PC(Steam)向けとして5月3日朝に早期アクセス配信開始予定だ。またサークルですのや☆は、5月3日に東京ビッグサイトで開催されるイベント「第二十一回博麗神社例大祭」に参加予定。本作のSteamキーやアクリルキーホルダーなどが頒布されるそうだ。