『Starfield』、過去最大アプデで地上の詳細マップ&お店の位置マーカーついに登場へ。宇宙船の部屋カスタム、サバイバル設定など新機能いろいろ

Bethesda Softworksは5月2日、『Starfield』Steam版に向けてベータ版アップデートを配信開始した。マップの詳細化など、さまざまな新機能が実装されている。

Bethesda Softworksは5月2日、『Starfield』Steam版に向けてベータ版アップデートを配信開始した。マップの詳細化やさまざまなゲームプレイオプション、船内の装飾機能など多彩な機能が実装されている。


今回のアップデートは、まずはSteam版ユーザーに向けたベータ版アップデートとしてテスト実装されている。自動アップデートはおこなわれず、Steamライブラリの本作プロパティ画面における「ベータ」から手動で導入できる。現地時間5月15日に、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに正式実装となる見込みだ。

今回のアップデートは本作発売以来最大のアップデートとされており、さまざまな機能が実装される。まず大きな変更点として、地表マップ(surface map)が詳細化。これまでドットで表現されていたマップが実際の地形を表すグラフィックに置き換わり、マップで見ているところがどのような場所なのかを把握しやすくなった。さらに主要都市ではショップなどの場所を示す新たなマーカーが追加。ファストトラベルポイントとして機能するため、スキャンモードや地表マップから素早く移動することも可能となった。


さらに今回のアップデートでは、オプションにて店員のもつクレジット/所持品の容量などを増加させたり、どこでも船の貨物室にアクセスできるようにしたりといったゲームプレイの詳細設定を選べるようになった。逆に食料の効果や環境の危険性といったサバイバル要素の設定や、戦闘に関する設定を調整して難易度を上げることも可能とのこと。ベリーハードを超える新難易度「エクストリーム」も実装されている。

新たな船内のカスタマイズツールも登場。船内カスタマイズの幅が広がり、前哨基地と似た方法で船内を装飾することが可能となった。また一から自分で内装を決められる、空の船室も追加されている。

このほかアップデート後は“ニューゲーム+”として、周回プレイ開始時に外見や特性を変更できるようになった。また会話用のカメラをオフに切り替え可能になるなど、遊びやすさ(QoL)も向上。またXbox Series X向けの新たなグラフィック設定が追加され、グラフィック品質とパフォーマンスの優先順位を設定できるようになっているとのこと。


さらに今回のアップデートに際して公開された公式動画では、開発者により今後の展望も明かされている。まず開発チームは現在最優先でLand Vehicle(地上用ビークル)の実装に取り組んでいるといい、テストプレイ中の映像も披露された。またストーリー拡張DLC「Shattered Space」のクエスト開発も進められているとのこと。公式Modツール「Creation Kit」についてはベータ版として公認のMod制作者向けに提供を始めているとのこと。まもなく続報を発表予定とのことなので、注目したい。

発売以来最大というアップデートにより、さまざまな機能が実装された『Starfield』。地上用ビークルが実装されるという今後のアップデートにも期待したい。なお今年本作に向けては約6週間ごとにアップデートが配信される計画があるとされる。次回のアップデートは6月後半~7月前半となる見込みだ。

『Starfield』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに発売中。Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。最新アップデートはベータ版としてSteam向けに配信中で、すべてプラットフォームに向けては現地時間5月15日に配信予定。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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