高評価推理ゲーム『Staffer Case:超能力推理アドベンチャー』4月26日にグローバル版発売で日本語対応。超能力入り乱れる事件をズバっと解決、序盤が無料で遊べる体験版も配信開始

Team Tetrapodは4月26日、『Staffer Case:超能力推理アドベンチャー』のグローバル版の発売を開始したと発表した。グローバル版発売にともなって、ゲーム内表示が公式に日本語対応した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は1400円(税込)。

Team Tetrapodは4月26日、『Staffer Case:超能力推理アドベンチャー』のグローバル版の発売を開始したと発表した。グローバル版発売にともなって、ゲーム内表示が公式に日本語対応した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は1400円(税込)。

『Staffer Case:超能力推理アドベンチャー』は1960年代の架空のロンドンを舞台とした推理アドベンチャーゲーム。開発を手がけるのは韓国のデベロッパーTeam Tetrapod。そこは全住民の内1割が何かの超能力を持った「ステッパー」として暮らしている世界であり、超能力を利用した犯罪も日々引き起こされている。

プレーヤーは、ステッパーが起こす事件に対処する専任チームの新米捜査官、「ノートリック」となり、超常現象が関わっている摩訶不思議な事件を解決へと導くことになる。しかしステッパーが関わっている事件の核心には必ず超能力が絡んでおり、従来の捜査だけで事件の解決に辿り着くのは困難をきわめる。超能力の存在を前提とし、容疑者の能力に関する文書から事件を推理することが鍵になるようだ。


また主人公であるノートリック自身は一般人であるものの、主人公が属する専任チームにも超能力者が在籍している。そのため超能力を用いて、異常心拍を指摘する陳述書、痕跡が何時残されたのか分かる痕跡文書、物体の記憶を読み取った記憶調査書の3種類の文書が作成可能。これらの文書と現場で見つけたさまざまな手掛かりを元に、事件の核心に近づいていくことになる。

本作は2023年4月30日にPC(Steam)向けに発売された。リリース当初の対応言語は韓国語のみであったものの、Steamストアレビュー上で「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど高い人気を博していた作品だ。以前より本作のロードマップでは2024年4月26日に4言語に対応することが発表されており、今回グローバル版発売として、公式に日本語に対応したかたちだ。日本語のSteamユーザーレビューでは、文章量の多いアドベンチャーゲームながらローカライズ品質もすこぶる良好と好評を獲得。日本語ユーザーも安心して楽しめるだろう。


そして本作の日本語対応と同日に、スピンオフ作品である『Staffer Reborn』もリリースされている。こちらは1960年代のアメリカを舞台にした作品。日本語表示にも対応しており、本稿執筆時点で約100件中97%の「非常に好評」ステータスとなっている。スピンオフ作品も本作同様にさっそく高い評価を獲得している様子だ。

なお本作はcase1からcase5までの全5章とサイドストーリーによって構成されており、本稿執筆時点でcase1とcase2が無料でプレイ可能のデモ版が公開されている。本作に興味のある方は是非プレイしてみるとよいだろう。

『Staffer Case:超能力推理アドベンチャー』はPC(Steam)で発売中。ゲーム内は日本語表示に対応しており、価格は税込1400円。

Jun Namba
Jun Namba

埼玉生まれBioWare育ちです。悪そうなやつはだいたいおま国でした。RPG全般が好きですが、下手の横好きでいろいろなジャンルに手を出しています。

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