デベロッパーのCrush-vAdinは『カルトに厳しいギャル-CULT VS GAL-』を5月3日に発売予定だと発表した。ただし、同発売予定日は「気分で変わる」とのこと。対応プラットフォームはPC(Steam)。価格は500円を予定している。
『カルトに厳しいギャル-CULT VS GAL-』の舞台は悪化した治安を背景に巨大なカルト組織「ガルヲイヤ」が台頭した架空の帝国。人々を攫い勢力を増していく組織に対し、帝国は軍隊を送り込むが幾度となく壊滅。度重なる損耗に対しこれ以上の戦力を投入することができなくなった帝国は、一人のギャルを転送することに決定。プレイヤーはカルトに厳しいギャル「大獄院・スマッシャー・サキ」となり、マチェーテを片手に帝国を脅かすカルト組織のせん滅に乗り出すことになる。
本作は3Dフィールドを探索する、上下エイムの概念がない2.5Dのシングルプレイ専用FPS。『DOOM』や『Wolfenstein 3D』といった初期のFPSゲームの流れをくむ、いわゆるオールドスクールFPSを標榜する作品だ。本作はステージクリア形式で進行し、配置されている敵をミンチに変えながら次のステージへ進むことが目的となる。施設はいくつかの階層ごとに分けられており、階層の最後には排除対象となるボスとの闘いも待っているようだ。
トレイラーやitch.ioで公開中のデモ版ではゴア表現にあふれたハイスピードなゲームプレイが確認できる。最新のスクリーンショットではUIの配置が変更されており、弾薬数や体力などの表示は画面中央に移されたようだ。視点移動を最小限にする配慮かもしれない。登場する武器も往年の武器ラインナップが用意されているとのことで、ポンプアクションショットガンやアサルトライフルが存在。また右クリックで近接武器であるマチェーテを使用可能。敵の首を切り落とすことで主人公であるサキのテンションが上がり、中指を立てて一定時間無敵になるとのことだ。接近戦闘にはリスクも伴うが、あえて挑むことも戦術の一つになるだろう。
また、ゲーム内では作戦をサポートする帝国軍オペレーターとの掛け合いも存在し、主人公であるサキを含めてフルボイスで展開されるとのこと。幅広い難易度も用意されており、殆どゲームオーバーにならないであろうFPS初心者でも楽しめる難易度から、丁寧なクリアリングと瞬時の判断が要求されるハードな難易度まで存在するとのこと。幅広いスキルレベルのプレイヤーが楽しめるつくりを目指しているようだ。
そんな本作のリリース日が5月3日となることが、このたび告知された。ただしプレスリリースによれば発売日は「気分で変わる」とのこと。また、発売時には過去作『HAZAMA_QUEEN』とのバンドルも発売予定とのこと。また、サウンドトラックもリリース予定ながら、「予定日に出せるか微妙」とされている。
本作の開発を手がけるCrush-vAdinは個人ゲーム制作者bhaskara氏による個人サークル。Itch.io等のプラットフォームでフリーゲームを多数公開するほか、Steam上では前述のカワイイ地雷系ガールFPS『HAZAMA_QUEEN』をリリース。こちらもスピーディなゲームプレイと爽快なゴア表現が評価され、Steamストアレビューでは「非常に好評」ステータスを獲得している作品だ。
『カルトに厳しいギャル』は5月3日発売予定。対応プラットフォームはPC(Steam)で、PC(itch.io)にて体験版が配信中だ。