血まみれローグライクRPG『Death end re;Quest Code Z』正式発表、9月19日発売へ。CERO「Z」の残虐表現で、絶望的なデスエンドがパワーアップ

コンパイルハートは4月25日、『Death end re;Quest Code Z』を正式発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switchで、2024年9月19日に発売予定。

コンパイルハートは4月25日、『Death end re;Quest Code Z』を正式発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switchで、2024年9月19日に発売予定。通常価格は税込8580円となっている。コンパイルハートは4月22日に血まみれのティザーサイトを公開していたが、本作の発表に向けたものだった。

『Death end re;Quest Code Z』は、世界の仕組みを把握して黒幕へと迫っていく、ローグライクRPG。『Death end re;Quest』シリーズの最新作となる。『Death end re;Quest』は、2018年に発売されたRPG作品だ。同作の舞台では、VRMMORPG「ワールズ・オデッセイ」の制作中にディレクターが失踪し、開発中止となってしまう。しかし1年後、削除されたはずの「ワールズ・オデッセイ」が、なぜかバグまみれの状態で復元されており、中に失踪したディレクターが囚われていた。プログラマーの水梨新などは、ゲーム内外から攻略を進行。バグに汚染されてしまった世界や謎と脅威に立ち向かう物語が、多数のデスエンドとともに描かれていた。


本作『Death end re;Quest Code Z』では、「DE-1世界」のコピーである理想世界「DE-1.5世界」が舞台となる。本作の主人公・火渡さや香は、アイリス社で働くデバッガーだ。彼女は新作ゲーム「エンド・トゥ・オデッセイ」のデバッグを担当していた。しかしデバッグを続ける中で怪現象に遭遇。世界の常識が歪み、やがて世界全体を狙う脅威と戦うことになる。キャラクターとしては、新規キャラクター以外にシリーズの人気キャラクターも登場。プレイヤーは火渡さや香の相棒として、世界の仕組みを把握し、黒幕へ迫るという。理想世界に迫る危機へ立ち向かう、上位世界との戦いが描かれるようだ。なお本作は、従来シリーズと地続きの新たなストーリーが展開されるとのこと。


火渡さや香は、異空間「ストレインエリア」で敵と戦うようだ。本作では異空間「ストレインエリア」が、挑戦する度に構造が変化する3Dダンジョンとなっている。詳細は不明ながら、ダンジョン内には敵/トラップ/アイテムなどが存在し、地形も含めてすべてが変化。思いがけない死が待ち受けているという。何度でも遊べるローグライクRPGと謳われており、ランダムなダンジョンを攻略するゲームプレイが待ち受けているようだ。

また本作では、残虐表現がパワーアップしている。イベントシーン内では、骨の砕ける音や首が捻じ切れる音など、迫力のSEも搭載。キャラクターの流血や死後の姿などが、生々しく描かれるようだ。シリーズでは初めてCEROレーティング「Z」となっており、18歳以上が対象となる。

Death end re;Quest Code Z』は2024年9月19日に、通常価格税込8580円で発売予定。対応プラットフォームは、PlayStation 4/PlayStation 5/Nintendo Switchとなっている。また本作では、税込1万780円の特装版や、税込1万6280円のDeath end BOXも発売予定。特装版にはビジュアルアートワークやサウンドトラックCD、Death end BOXにはさらにヒロイン絶叫ボイス目覚まし時計やドラマCDなどが付属するそうだ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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