おサルローグライトアクション『ダンジャングル』発表。武器も魔法も使いこなす戦闘おサルが魔物だらけのダンジョンに挑む
Astrolabe Gamesは4月25日、Patapez Interactiveが手がける『ダンジャングル』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。また本作品は日本語に対応予定だ。
『ダンジャングル』は、ローグライトアクションだ。舞台はジャングル。主人公となるのは、普通の“サル生”を送っていた平凡な猿のサール。しかしある日、不思議な力でジャングルが腐敗し始めてしまう。そのうえ、人間の友人である博士も謎の勢力に捕まり、友達の動物も変異。サールは博士を探し、ジャングルを救うために、冒険を始めることとなる。
ゲームとしては、ランダムで生成されるダンジョンを進む。サールは2段ジャンプや前転による回避などが可能。また剣や盾などのさまざまな武器を手に入れつつ、敵を倒していくことができる。ほか、攻撃にあたっては魔法を使うこともできる。多数の火の弾を召喚したり、電撃魔法で敵を攻撃したりすることもできるのだ。さらに武器にはエンチャントというかたちで、属性を付与することもできる。
そして冒険のなかで倒れてしまった場合は、武器や魔法といった、次の冒険に役立つものがちゃんと残るようだ。加えて、プレイヤー側にも敵や武器などの知識を蓄えられていく。再挑戦のたびに、サールもプレイヤー自身も少しずつ強くなって冒険に臨めるだろう。
そしてジャングルの中では、動物と出会うこともある。出会う動物の種類はトラやカエルなど多種にわたっている。ジャングルに生息するのは霊長類に限らないようだ。そこに生息する生物は、サールと戦うこともあるが、すべてが敵というわけではないという。
たとえば迷子になってしまった動物や、捕まってしまった動物などが存在。なかにはただジャングルの中で休んでいるだけのものとも出会うことがあるようだ。そういった動物たちは、助けることで戦闘をサポートしてくれることもあるとのこと。ちなみに、味方をしてくれる動物には、サルなどといった霊長類が多いそうだ。
本作を手がけるのはPatapez Interactive。アルゼンチンを拠点とするプログラマー兼ピクセルアーティストのBruno Bombardi氏が個人でゲームを開発している。同氏は2Dアクション『Trials of Azra』や信号機の柱を登るゲーム『SEMAFORO CLIMBER』などといったタイトルの開発に携わっていた。本作は、そんなBombardi氏のPatapez Interactiveとしての初めての作品となるようだ。なお本作のBGMについては、Bombardi氏とともに『SEMAFORO CLIMBER』などの開発に関わったPablo Bianchi氏が担当するという。
『ダンジャングル』はPC(Steam)向けにリリース予定。Steamストアページでは、デモ版がダウンロード可能だ。