オンラインゲーム風ボスレイドゲーム『TrinityS』4月26日Steam正式リリースへ。PSとのクロスプレイにも対応し、レイドはさらに賑やかに

Phoenixxは4月24日、『TrinityS』Steam版を4月26日に正式リリースすると発表した。正式リリースにあわせてアップデートが実施予定。コンソール版とSteam版のクロスプレイが可能になるそうだ。

パブリッシャーのPhoenixxは4月24日、『TrinityS』Steam版を4月26日に正式リリースすると発表した。正式リリースにあわせてアップデートが実施予定。コンソール版とSteam版のクロスプレイが可能になるそうだ。

『TrinityS』は、オンラインRPG風のボス戦に3人パーティーで挑む、マルチプレイ対応の協力オンラインアクションゲームだ。本作でプレイヤーは、それぞれ役割や能力の異なる3人の冒険者の中から1人を操作し、ボスとの戦いを繰り広げる。パーティーメンバーは、パーティーの盾となるタンクのグレイ、魔法攻撃で敵にダメージを与えるダメージディーラーのエミール、回復魔法でパーティーを支えるヒーラーのベルの3名。タンク/アタッカー/ヒーラーの3名によるパーティー構成となっている。

一方、本作では敵としてボスたちが待ち受けている。彼らはそれぞれ固有のパターンやギミックを所持。事前予告付きの範囲攻撃も用意されており、一瞬の油断が命取りになる。プレイヤーは敵の攻撃を回避したりなど、ギミックに対応しながら、役割に応じて戦っていく。本作では、MMORPGにおけるエンドコンテンツのような、緊張感漂うボス戦に挑むわけだ。


システム面では、本作では立ち止まっていると有利な効果が発動。一時的にパッシブスキルが強化され、火力や回復量などがアップする。ボスの攻撃を避ける際には移動する必要があるが、無駄な移動を減らすように立ち回ることで、有利に戦いを進められるのだ。移動と位置取りが重要な要素となっている。また本作では最大3人でのオンラインマルチプレイに対応。AIと協力するオフラインでの1人プレイも可能となっている。パーティー内の誰かがダウンしてしまった場合には、役割に関わらず近寄ることで蘇生できる点も特徴だろう。


本作を開発しているIndie-us Gamesは、Unreal Engineのプロフェッショナルだという大阪のデベロッパーだ。『SCARLET NEXUS』への開発協力や、映画「ガールズ&パンツァー最終章 第4話」の一部開発協力など、多数の作品に携わってきた。

本作はそんな同社のオリジナルタイトルとして、2022年4月にSteamにて早期アクセス配信が開始された。2022年12月には、ハードモードの実装を含む大型アップデートが実施。2023年7月には、PlayStation 4/PlayStation 5版が発売されてきた。なおSteamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で141件中74%の好評を得てステータス「やや好評」を獲得している。レビューを見る限りでは、MMORPGのレイドバトルが好きなプレイヤーから高評価を受けているようだ。

そして本作のSteam版が、4月26日に正式リリースを迎える。正式リリースにあわせたアップデートでは、Steam版とPlayStation 4/PlayStation 5版がクロスプレイに対応。プラットフォームを問わずパーティーが結成可能となり、より幅広いプレイヤーと遊びやすくなるわけだ。アップデートは、4月26日12時に配信予定。詳細なアップデート内容については、配信時にパッチノートが投稿されるそうだ。

TrinityS』は、PlayStation 4/PlayStation 5/PC(Steam)向けに配信中。Steam版の正式リリースおよびクロスプレイ対応を含むアップデートは、4月26日に予定されている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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