時空超越アリーナFPS『Histera』5月16日早期アクセス配信へ。投げ槍vs対戦車ライフルの夢の対決、ごちゃまぜ混沌マップ基本プレイ無料シューター


パブリッシャーのStickyLock Studiosは現地時間4月23日、アリーナ系FPS『Histera』の早期アクセスを5月16日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。基本プレイ無料にて提供予定だ。

『Histera』はアリーナ系の対人FPS。最大の特徴は、戦いの場が異なる時代(Era)が混在するフィールドとなる点だ。近未来のメトロシティ、先史時代の台地、そして20世紀半ば戦場のノヴゴロドといった舞台が混在。フィールドの時代は「グリッチ」と呼ばれる現象によって異なる時代に変遷し、リアルタイムで戦況が変化するという。またアリーナ系FPSの要素として、フィールドにはヘルスを回復したりやダメージ増加させるなど、戦局に変化をもたらすピックアップアイテムが多数配置されている。戦場を駆け回りながらアイテム回収していくスピード感あふれるゲームが展開されるようだ。また早期アクセス時点ではゲームモードとして、チーム型デスマッチが実装される予定。

またプレイヤーが使用する武器についても、それぞれの時代に準じたバリエーション豊かな武器を使用することができる。先史時代のスリングショットや投げ槍、ボルトアクションのカービン銃、そして近未来の対戦車用スナイパーライフルが一同に会して戦うことになる。各武器にはそれぞれ長所と短所が用意されているといい、戦況や好みにあわせた武器選びも持ち味となるのだろう。


本作の開発を手がけるのはオランダに拠点を置くStickyLock Games。アートワークやキャラクターモデリングなどを手がけるソフトウェア開発会社のStickyLock Studiosのゲーム部門だ。同スタジオにとって本格的な対戦FPSの開発は本作が初で、2021年ごろから開発が行われてきたようだ。

そんな本作は、フィードバックを得ながら早期アクセスとして開発が進められていくとのこと。早期アクセス配信期間は6か月から1年ほどを予定している。正式リリース後も基本プレイ無料作品として提供予定。なお早期アクセス段階から装飾アイテムによるマネタイズがおこなわれ、課金で有利になるいわゆるPay to Winのようなシステムにはしないことも開発側から公言されている。ロードマップについても近日公開予定とのことだ。


『Histera』は、PC(Steam)向けに5月16日早期アクセス開始予定。基本プレイ無料にて提供予定だ。