神話サバイバル『Valheim』アプデで“もっとも難しい”新バイオーム「Ashlands」テスト実装。新武器や新クリーチャーなどてんこ盛り、灰の地がプレイヤーを待ち受ける

 

Iron Gate Studioは4月22日、『Valheim』のパブリックテスト版に向けてPatch 0.218.9を配信した。このパッチでは、新バイオーム「Ashlands(灰の地)」が実装される。またこれに伴い、Ashlandsでのゲームプレイトレイラーも公開されている。なお本稿には新コンテンツのスクリーンショットや内容が含まれるため、留意されたい。


『Valheim』はPC(Steam/Microsoft Store)およびXbox One/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中の、北欧神話やバイキングをテーマにしたサバイバルゲームだ。主神オーディンのため宿敵を倒しつつ、混沌とした世界に秩序をもたらすことが目的である。自動生成される広大な世界で、狩りによる食料の確保や建築を通じて生活基盤を確立。伝説の生き物と戦ったりしつつ、世界の探索を進めていく。

本作は2021年2月の早期アクセス配信開始から口コミを中心に話題を呼び、ピーク時には50万人以上の同時接続プレイヤー数を記録(SteamDB)。2022年4月には売上1000万本を突破したことが報告されておりセールス面も好調。2022年12月には新バイオーム「Mistlands」を実装する大型アップデートも実施された。


このたび本作に向けては、パブリックテスト版に向けてPatch 0.218.9が配信された。本パッチでは、新バイオーム「Ashlands(灰の地)」が実装されている。灰の地は船でのみ訪れることのできる南の土地。同バイオームでは、空から燃えがらが降り注ぎ、ダメージを与えることがある。また木製の建築物が燃え広がってしまうことがある。準備や対策を怠ってしまえば、甚大な被害は免れないだろう。

そのほか灰の地では、片手剣や弓をはじめとした武器が30種以上追加。10種以上のクリーチャーが追加されたり、建築可能になるアイテムも70種以上追加されたりするなど、数多くの追加要素が存在している。詳細についてはパッチノートを参照されたい。

なお本パッチでは灰の地の地形生成にあたっていくつか変更が加えられているようだ。灰の地は全体的に低い高度に地形が生成されるため、そうした場所にすでに建築物を建てていた場合には建物が崩壊し、アクセスも難しくなるとのこと。パッチ前にワールドの大半を探索してしまっていた場合も、パッチによるアップデートが適切におこなわれない。そのため基本的には、新ワールドや、未探索の状態で挑むのがお勧めとのことだ。


今回パブリックテスト版に実装されたAshlands。トレイラーでは「Valheim’s most challenging biome(『Valheim』でもっとも難しいバイオーム)」と称されている。また公式サイトにおいても、久々のプレイの場合には練習するか、難易度を調整するようにお勧めされている。まだパブリックテスト版での実装とはいえ、本実装されたとしてもなかなかに骨の折れる難易度となりそうだ。なお従来と同じように、パブリックテスト版に関する情報をシェアする際には、テストを遊ばないプレイヤーへのネタバレになる可能性を配慮してほしいとのことだ。

『Valheim』はPC(Steam/Microsoft Store)およびXbox One/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中。Xbox Games Pass(PC/コンソール/クラウド)にも対応している。