高評価・灯台守ホラー『No one lives under the lighthouse Director’s cut』PC版、アプデでついに日本語対応。不気味ローポリゴンな孤独灯台コズミックホラー

Marevo Collectiveは4月22日、一人称視点灯台ホラーゲーム『No one lives under the lighthouse Director’s cut』PC(Steam)版が日本語対応したことを発表した。発売4周年を記念するセールも実施されている。

ゲームデベロッパーのMarevo Collectiveは4月22日、一人称視点灯台ホラーゲーム『No one lives under the lighthouse Director’s cut』PC(Steam)版が日本語対応したことを発表した。本作は2020年4月22日に発売された作品であり、4周年を記念し60%オフとなる税込288円のセールも実施されている。


『No one lives under the lighthouse Director’s cut』は、一人称視点で描かれるホラーゲームだ。2020年に『No one lives under the lighthouse』として発売され、2021年からはアップデートにより後半部分をリメイクしつつ複数の新要素を追加したディレクターズカット版として販売中。また2023年には国内Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けにも発売された。本作にてプレイヤーは失踪した前任者に変わり、誰もいない島の古い灯台を管理する「灯台守」として配属される。夜になればプレイヤーは時間通りに灯台を点灯し、それを維持し続けなければならない。なお地下室は“入ってはいけない”と言われているため、プレイヤーは地下室の扉が施錠されていることも都度、確認していくこととなる。

本作は灯台の灯りを絶やさないため、設備の整備やランタンなどの点検など、万全の準備を必要とする。“音”が重要な要素となるため、プレイヤーは時折語りかけてくるカモメたちの言葉に耳を傾けながら、謎多き灯台の実態を解き明かしていくこととなる。本作には3つの異なるエンディングが用意されており、プレイ時間は1周およそ1〜2時間ほどとなっている。

 


『No one lives under the lighthouse Director’s cut』は、Steamユーザーレビューにおいては本稿執筆段階で1664件中88%を好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。ローポリゴンのビジュアルや孤独感に襲われる演出、コズミックホラーとして描かれる世界観などが好評を博しており、ドッキリ要素であるジャンプスケアが少なめで忍び寄るような恐怖感が本作の評価に繋がっているようだ。

本作を開発したMarevo Collectiveはウクライナを拠点とするスタジオだ。同スタジオは現在『Hollowsk 1999 3D』と『Kargo – A neo-noir adventure』を開発中。『Hollowsk 1999 3D』においては、デモ版が配信されている。

そんな同スタジオは4月22日、オリジナル版の発売から4周年を記念して『No one lives under the lighthouse Director’s cut』の60%オフセール実施を告知。4月27日まで定価720円の60%オフとなる288円で販売される予定だ(いずれも税込)。さらに本作Steam版が日本語表示に対応したことが発表された。同投稿においては、日本語翻訳を担当したようげ氏に対して同スタジオから謝意が述べられている。発売後4周年の節目に、Steam版プレイヤーも本作を日本語で遊べるようになったかたちだ。


『No one lives under the lighthouse Director’s cut』は、PC(Steam)向けに発売中。Steam版においては4月27日まで60%オフのセールが実施されており、定価720円のところを288円で販売中だ(いずれも税込)。好評を博した謎多き灯台に足を踏み入れてみたい人は、ぜひ本作を手に取ってみてはいかがだろうか。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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