小惑星帯探索SFシム『Jitter』発表。宇宙船カスタムや拠点建築、艦隊戦もありの危険な探索ミッション

デベロッパーのBerko Gamesは現地時間4月18日に『Jitter』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。2025年発売予定だ。

デベロッパーのBerko Gamesは現地時間4月18日に『Jitter』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。2025年発売予定だ。

『Jitter』は宇宙空間を舞台とするSF探索シミュレーションだ。舞台となるのは小惑星帯に存在する採掘コロニー。ある日突然、採掘コロニーが壊滅する謎の事故が発生。プレイヤーは宇宙船に搭載されたAIとなり、宇宙船を操作して廃墟と化した採掘コロニーを探索。事故の裏側に隠された真実の究明と、取り残された生存者の救出を目的とした危険なミッションに挑むことになる。

ゲームプレイとしては、個性豊かな生存者をクルーに加えながらコロニーを探索し、船や基地を拡張していくことが目的となる。プレイヤーが操作する宇宙船には様々な外部モジュールを搭載可能。場合によっては現地でモジュールを分離することも選択肢となるだろう。また本作には、プレイヤーが直接宇宙船を操作することができる戦略視点と、船内のクルーに指示を与え、船に搭載されたモジュールシステムを操作することができる戦術視点が存在する。視点はシームレスに切り替えが可能だ。


本作はハードSFの世界を舞台とした没入型シミュレーションを標榜している。ゲーム内では宇宙船や小惑星帯に存在する小惑星、そして生存者たちといった要素はさまざまな影響を受ける。大砲で小惑星を撃てば破片が飛び散り、船体に当たればその箇所にダメージを受ける。また船員たちを効果的に配置にすることで、宇宙船のエネルギー効率も上昇する。没入感の高いSF体験を味わえるだろう。

また戦闘においても、破壊するために船体に搭載させた大砲で攻撃したり、もしくは乗組員を移乗させ内部から破壊させたり、はたまた小惑星の破片で相手の船体に穴を空け、内部の酸素を枯渇させることも可能とのことだ。さまざまな要素を利用し、自らが考えたアプローチで攻略を楽しむことができそうだ。


本作のデベロッパーBerko Gamesはウクライナのキーウを拠点とするゲームスタジオ。ハードSFの世界に対する情熱を持ったスタッフたちによって結成されたスタジオとのことだ。『Jitter』は本スタジオの第一作目となるものの、ゲーム制作の現場においても長年開発経験を積んだスタッフが在籍しているそうで、開発におけるノウハウが活かされているのかもしれない。

『Jitter』は2025年発売予定。対応プラットフォームはPC(Steam)。

Jun Namba
Jun Namba

埼玉生まれBioWare育ちです。悪そうなやつはだいたいおま国でした。RPG全般が好きですが、下手の横好きでいろいろなジャンルに手を出しています。

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