深夜無人街探索ホラー『道筋』発表。少女が家族を救うため、沈黙の住宅街をさまよう
インディーデベロッパーのチョコマメは4月19日探索ホラーアドベンチャー『道筋』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによるとゲーム内表示は日本語に対応するようだ。公式サイトによると6月2日にリリース予定。
本作は一人称視点で繰り広げられる、探索アドベンチャーゲームだ。舞台となる町は静かながら不穏な雰囲気にあふれている日本の住宅街。夜の街にたたずむ公衆電話、煌々と輝く自動販売機の光はどことなく怪しげな空気を感じさせる。
本作での目的は「家族を救う」ためとある。しかしながら現在公開されている情報によると、主人公のMaayaは何者なのか、どうして家族を救うことになったのかといった情報は不明。家族に何がおこったのかも、一切の謎に包まれている。とはいえ、発表されているトレーラーでは、「アユミ(Ayumi)」を救うため何かに急き立てられるように神社に急ぐという、ただならぬ事情を察せられる内容となっている。何らかの期限が近かったり、差し迫った出来事がおこっていると思われる。
またゲームプレイのスクリーンショットでは、「硬貨を漁れ」「自動販売機でお守りを買え」といったタスクが表示されている。ゲーム内UIでは、お守り・硬貨の所持数と思しき表示も見られるため、それらのアイテムが重要な役割を果たすのかもしれない。
本作を手がけるチョコマメは、個人によるゲーム制作スタジオだ。本作のほかには、彼女と日常を過ごすシミュレーション『彼女Stories』をモバイル向けに開発している。『道筋』では恋愛シミュレーションから一転、ホラー要素を含んだ探索アドベンチャーという別ジャンルを手がけるかたちだ。閑散とした住宅街でいったいどのような物語が展開されるのか、興味のある方は本作をチェックしておくとよいだろう。
『道筋』はPC(Steam)で配信予定。ストアページによるとゲーム内表示は日本語に対応する。