幕末オープンワールド『Rise of the Ronin』アプデで武技が全体的に強化。いろんな流派に活躍の機会来たり
Team NINJAは4月18日、『Rise of the Ronin』に向けてVer. 1.04パッチを配信した。パッチでは、紫電/烈風などのスキルや、武技への調整をはじめとして、各所調整がおこなわれている。
『Rise of the Ronin』はオープンワールド・アクションRPGだ。対応プラットフォームはPS5。開発はコーエーテクモゲームスのTeam NINJAが手がけている。舞台となるのは幕末、つまり江戸時代末期の日本。プレイヤーはそんな時代を名もなき浪人として生き抜き、坂本龍馬や井伊直弼など、実在の勢力や人物たちと出会う。誰の思想に共感するか、誰に付いていくかといった選択を通じて物語が描かれる。
ゲームプレイとしては、刀や槍、銃剣、さらには火炎放射器にいたるまで、多種多様な武器を用いて戦闘をおこなうことが可能。ほかにも、倒幕派や佐幕派、西欧の区別を問わず、さまざまな人々と交流し、勢力や人物などとの「因縁」を深めることが可能だ。
今回そんな本作にアップデートとしてVer. 1.04パッチが配信された。パッチでは「武器に関する調整」として、武技全般に対して上方修正が加えられている。一例として大太刀では、野太刀自顕流の武技「抜即斬」「猿叫」の追加入力部分が当たりやすくなるように調整されている。ほかにも刀の柳生新陰流の武技「払暁剣」では、発動直後に無敵状態が追加されたりしている。
一方で、たとえば二刀の二天一流の武技「彼岸蛍」は炎上によるダメージや気力上限ダメージが減少した。また敵の動揺中にヒットしても敵が倒れないようになる弱体化が施された。パッチノートによれば、各種流派間の性能差の調整や、消費気力を減少させつつ、一部極端に強かった武技の性能を抑えたとのこと。これを機に、今まで使わなかった武器や流派の使い心地を試してみてもいいかもしれない。
そのほか、「操作キャラクターに関する調整」として、通常攻撃中の紫電/烈風への遷移タイミングが早められた。また紫電/烈風のモーションが早くなり、加えて紫電/烈風の動作中に、硬直をキャンセルして武技を出せるように遷移が追加された。
さらに石火、いわゆるパリィで敵をのけぞらせた際、次の攻撃に移りやすくなった。また空中石火についてもジャンプからの遷移が早められたり、成功時の気力回復量が上昇したりといった調整が実施。ガード時でも、重武器と通常武器では閃刃ゲージがより減りにくくなった。防御面では展開を取り返しやすくなり、攻撃面ではより有利な状況を維持しやすくなっており、全体的に戦闘面のプレイのしやすさが向上したといえるだろう。
そのほかVer. 1.04パッチではオートラン中に下馬できるようになったり、一部ボスの行動が調整されたりなど、さまざまな点で調整がおこなわれている。詳細についてはパッチノートを参照されたい。
『Rise of the Ronin』はPS5向けに発売中だ。