雪上ドライブサバイバルアクション『ICEBOUND』発表。雪上車を駆り極寒のカナダを探索、謎の武装組織や寒さと戦って生き残る


パブリッシャーのPlayWay/デベロッパーのGameFormaticは4月15日、『ICEBOUND』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年発売予定。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。

『ICEBOUND』は運転サバイバルアクションゲームだ。舞台となるのはカナダ・ケベック州北部。同地域は異常な寒波に見舞われ、周辺から孤立してしまっている。主人公は救助隊のメンバーであるヘンリーだ。ヘンリーは地域住民の避難と物資の提供のため同地におもむくが、ほかのメンバーとはぐれてしまい、さらに謎の武装勢力から攻撃を受ける。プレイヤーは過酷な状況で生き延びるため、愛用の大型雪上車とともに自然の中を冒険することになる。

本作では雪上車を運転してプレイを進めていくことになるようだ。プレイヤーの愛車は無限軌道(キャタピラー)のついたATV(全地形対応車)であり、相当な悪路でも走破が可能。雪の積もった急斜面や森林など、道なき道を走り抜けていくことになるようだ。車は修理が必要になることもあるが、強化していくことも可能という。極寒の地で暖かさと安全を提供する避難所となるとのことだ。


またときには車から降りて、生身での探索もおこなう必要があるようだ。野生動物や敵対的な兵士から逃れる、ステルス重視のゲームプレイが展開されるという。雪の吹きだまりなど自然の地形やツールを活用して、うまく敵を陽動していくことになるとのこと。またトレイラー映像では主人公がリボルバーを構えているシーンが存在。銃撃戦要素なども用意されるようである。

ストーリーも本作の特徴のひとつになるという。本作の舞台となる雪原には、寒さではなく人の手によって殺害された遺体が点在する事態となっているようだ。武装勢力は何者なのか、どうして攻撃してくるのか、などの謎が明かされていくことになるのだろう。厳重な警備の施設なども登場するようで、なんらかの陰謀を暴くことになるのかもしれない。


本作を手がけるGameFormaticはポーランド・クラクフに拠点を置くデベロッパーだ。過去には『Offroad Mechanic Simulator』など、車の運転や整備をテーマとした作品を複数制作している。雪上車の修理といったゲームプレイ要素では過去作のノウハウが活かされることだろう。ちなみに本作の販売元であるPlayWayは、まず作品を発表して、反響が大きければ本格的に開発を始めるというビジネスモデルを採用しているパブリッシャーである(関連記事)。本作についても同様の方針をとっている可能性はあり、反響次第では発売されないこともありえるかもしれない。本作の発売を後押ししたい人は、ウィッシュリストに登録して反応を示しておくとよいだろう。

『ICEBOUND』はPC(Steam)向けに、2025年に発売予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。