Thoriumは4月11日、『UnderMine 2』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページ表記によると、日本語表示にも対応予定。
『UnderMine 2』は『UnderMine』の続編だ。開発は前作に引き続き、Derek Johnson氏およびClint Tasker氏によるスタジオThoriumが手がける。『UnderMine』は、ダンジョン探索アクションアドベンチャーゲームだ。RPGとローグライクの要素をもつことがアピールされている。本作の舞台となるのはデルヴェモア。プレイヤーは危険なダンジョン「Undermine」に送り込まれた農民として金を採掘し、強力なレリックを見つけることでパワーアップ。トゲの出る床や火矢の飛び交うフロアなど、危険が数多く潜むダンジョンの攻略を目指す。
なお同作では死んでしまうと所持金のみを一定額持ち越すかたちになり、新たに“別の農民”としてダンジョン攻略を再スタートすることになる。持ち越したお金で恒久的なアップグレードを獲得することも可能だ。
『UnderMine』は2019年8月に早期アクセス配信され、2020年8月にPC(Steam)およびXbox One向けに正式リリース。のちに海外PS4/Nintendo Switch向けにも展開されている。本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは約8000件中91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。繰り返しランダム性のあるダンジョンに挑むローグライク要素や手強さを備えつつも、アップグレードシステムにより比較的カジュアルに遊べる点などが評価されている。また見下ろし型アクションとして展開されるゲームプレイにより、遊びの幅もありつつ経験やテクニックもしっかり反映される点も好評を博している。
今回発表された『UnderMine 2』は、そんな『UnderMine』の続編となる。舞台となるのは引き続きデルヴェモアで、続編ではこの地に混乱が巻き起こっているという。ファラーム4世が王国の覇権を取り戻そうとするなか、悪魔の兄弟(two daemonic siblings)による密かな戦争が勃発。プレイヤーはふたたび一介の農民として、Undermineに挑むことになるそうだ。
続編では大きな新要素として2人での協力プレイに対応。協力プレイにより戦略性も広がりを見せるという。またUndermineには新たなリージョンが出現するほか、それぞれのリージョンには新たなエリアも広がっているとのこと。分岐する道筋を選び、プレイヤーの決断次第で最後に立ちはだかる挑戦も変化を見せるそうだ。そのほか、新たなプレイアブルキャラ「ブラック・ラビット」や新たなレリック「アルカナ」も登場。トレイラーを見るに、ブラック・ラビットはグラップリングフックを活用するトリッキーなアクションが特徴の盗賊風のキャラとなりそうだ。またアルカナによってキャラは新たなアビリティを習得できるそうで、火の玉を投げたり、使役可能なスケルトンを召喚したりできるという。
高い評価を受ける『UnderMine』の続編として、2人協力プレイにも対応し新要素も盛り込まれた『UnderMine 2』。発売時期も含め、今後の続報が注目される。
『UnderMine 2』はPC(Steam)向けに発売予定だ。