人気クトゥルフ漁業探検RPG『DREDGE』実写映画化へ。コズミックホラー漁師生活がまさかの実写化


デベロッパーのBlack Salt Gamesは4月10日、『DREDGE』の実写映画化を発表した。映画はメディア企業のStory Kitchenと提携し制作されることとなるようだ。


『DREDGE』は漁業アドベンチャーゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。舞台となるのは人里離れた地マローズ諸島。プレイヤーは漁船を操作し、近海で漁をおこなうこととなる。釣った魚を地元民に売ったりクエストをこなしたりしつつお金を稼ぎ、船をアップグレードしてさらに探索をおこなう。また本作は「クトゥルフ神話」などに代表されるコズミックホラー要素をもつことも特徴となる。

本作は2023年の発売から約半年ほどで売上が100万本を突破(関連記事)。Steamユーザーレビューでも本稿執筆時点で約2万5000件中95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。釣りや探索といったゲームプレイのなかに織り交ぜられた、コズミックホラーな世界観などが高い人気を博した。


今回そんな本作の映画化が決定したかたち。開発元のBlack Salt Gamesによると、映画化にあたって、Story Kitchenと提携を結んだようだ。Story Kitchenは、映画「ソニック・ザ・ムービー」シリーズのディレクターを務めたDmitri M. Johnson氏や、Mike Goldberg氏らによって2022年に設立されたメディア企業だ。

Story Kitchenは本作のほかにも『トゥームレイダー』のアニメ作品「Tomb Raider: The Legend Of Lara Croft」や、『Vampire Survivors』のアニメ化などを制作中。ゲーム作品のアニメ化、映像化を強みとしているようで、『DREDGE』の映画化でもそれが活かされるかたちだろう。続報にも注目したい。

なお『DREDGE』は2024年内に第2弾となる追加ダウンロードコンテンツ「The Iron Rig」をリリース予定。こちらの詳細も気になるところだ。

『DREDGE』はPC(Steam/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中だ。