ロボットシミュレーションRPG『フロントミッション セカンド: リメイク』PS4/PS5/Steamなどでも4月30日発売へ。コマンドを駆使してヴァンツァーを操る戦略バトル


ForeverEntertainmentは4月5日、『フロントミッション セカンド: リメイク』PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/GOG/Epic Games Store)版を4月30日に全世界同時発売すると発表した。通常価格は3990円。発表にあわせてリリーストレーラーが公開されている。


『フロントミッション セカンド: リメイク』は、スクウェア(現スクウェア・エニックス)から1997年に発売されたドラマティックシミュレーションRPG『フロントミッション セカンド(FRONT MISSION 2)』のリメイク作である。本作の舞台は、戦闘用ロボット「ヴァンツァー」が存在する近未来の世界だ。

第2次ハフマン紛争から12年後、アロルデシュ人民共和国は貧困に陥っていた。2102年6月、アロルデシュ軍の兵士たちが蜂起し、オシアナ共同連合(O.C.U)からの独立を宣言。戦闘を経て、革命軍がアロルデシュを支配する。本作のメインキャラクターの1人アッシュは、O.C.U軍の兵士だ。革命軍との戦闘を生き残ったアッシュは、仲間とともにアロルデシュの裏社会へ侵入。国外脱出を試みる中、クーデターの裏に隠された巨大な陰謀と対峙していく。アッシュ、リーザ、トマス、3人のキャラクターの視点から、真実を追う戦いが描かれる。

ゲームとしては、本作はターン制のシミュレーションRPGとなっている。コマンドを駆使して、各ユニットに移動や攻撃などを指示。ヴァンツァーに装備した武器による攻撃などで、各ステージをクリアしていくのだ。システム面では、行動力を示すAPが存在しており、APを消費して移動や攻撃を実施。ヴァンツァーのカスタマイズといった要素も用意されている。

本作『フロントミッション セカンド: リメイク』はForever Entertainmentが開発しており、オリジナルの『フロントミッション セカンド』をベースに変更が加えられている。大きな点としては、ビジュアルが一新。オリジナル版からエフェクトが刷新されており、「フリーカメラ」オプションではヴァンツァーを詳細に確認できるという。また新規要素としてはアレンジされた新BGMや、新しいカラーリング/カモフラージュのオプションも追加。バトルマップの読み込み速度も向上しており、ゲームプレイが快適に進化しているそうだ。ストーリーやターン制戦闘、カスタマイズ要素など、オリジナル版の良さはそのままに、より洗練されたゲームになっているという。

また本作はNintendo Switch版が2023年10月に発売。海外の大手レビュー集積サイトMetacriticにおいては、ユーザースコア6.7を獲得。前作『フロントミッション ザ・ファースト リメイク』Steam版では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー318件中79%の好評を得てステータス「やや好評」となっている。


『フロントミッション セカンド: リメイク』PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam/GOG/Epic Games Store)版は、4月30日発売予定。通常価格3990円となっている。また本作ではPS4/PS5向けのパッケージ版が、レイニーフロッグより2024年後半に国内発売されるそうだ。