SF閉鎖空間ミステリーADV『アルタイル号の殺人』4月11日発売へ。宇宙船AIとなり、少女アンドロイドと不可解事件に立ち向かう
株式会社オレンジは4月4日、『アルタイル号の殺人』を4月11日に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switchで、通常価格は税込1300円。予約開始にあわせてセールが実施されており、5月7日23時59分までの期間は、24%オフの税込988円で購入できる。またニンテンドーeショップでは体験版も公開中だ。
『アルタイル号の殺人』は、有人宇宙船で起こった不可解な事件と対峙する、SFクローズドミステリーADVである。本作の世界では、2080年に木星の第4衛星・カリストへ人類最先端の研究基地シオン・フロンティアが設立。夢物語だった同基地の存在は、天才宇宙工学者シオン・ミラーの偉業の象徴であり、人類の希望だった。しかし、2091年にシオン・フロンティアにて爆発事故が発生。未来への希望が潰えたことで、深い絶望が広がったという。それから1年後、有人宇宙船アルタイル号が、基地の残骸を回収。天才宇宙工学者シオン・ミラーの遺体を収容した冷凍カプセルや、彼に寄り添うアンドロイド・フレム、木星圏で発見された地球外生命体がデブリの中らら発見される。そんな中、アルタイル号船内で不可解な事件が発生。逃げ場のない宇宙船内で、恐怖と疑心暗鬼が描かれていく。
本作でプレイヤーは、アルタイル号のシステムを統括するマスターAIの立場から、事件の解決を目指す。事件の調査にあたっては、アンドロイドのフレムがバディとして協力してくれる。フレムに対しては、見る/触れる/移動といったコマンドで指示ができる。フレムへの行動指示など、マスターAIの立場から船内の調査を進め、不可解な事件へと立ち向かうようだ。コマンド選択システムと物語の設定を深く融合させた、新感覚アドベンチャーになっているという。
公式サイトによると、コマンドによっては乗組員たちとのスキンシップなど、コミュニケーションが可能。乗組員たちとふれあい、関係を深めていけるという。また本作の乗組員としては、シオン・ミラーの孫である双子のケントとマリナ、シオン・ミラーの元助手であるサラ・フローレス、アルタイル号の船長オスカー・ロペスなどが登場。事件の中、彼らは恐怖や疑心暗鬼に飲まれていくのかもしれない。
本作については、開発スタッフが公開されている。企画/シナリオは、金子 みつえ氏が担当。同氏は、『探偵 神宮寺三郎』シリーズに携わってきたほか、『イヌワシ ~うらぶれ探偵とお嬢様刑事の池袋事件ファイル~』などに携わってきた企画兼シナリオライターであるそうだ。またメインイラストは、フリーイラストレーターの橋本洸介氏。サブイラストは、しお氏および江河サツキ氏が手がけており、複数人のアーティストによりビジュアル面が制作されているようだ。なお本作は、PS4/PS5/PC(Steam)/iOS/Android向けにも発売予定となっている。
『アルタイル号の殺人』はNintendo Switch向けに、通常価格税込1300円で4月11日発売予定。ニンテンドーeショップでは予約が受付中となっており、5月7日23時59分までの期間24%オフの税込988円で購入できる。またニンテンドーeショップでは、セーブデータの引き継ぎに対応した体験版が配信中。体験版ではゲームの序盤がプレイできるようだ。