『風来のシレン6』公式パラレルプレイ第1弾「とぐろ島その1」配信。公式によるダンジョンデータで、タイムアタックなどが可能


スパイク・チュンソフトは4月3日、『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』の公式パラレルプレイ第1弾「とぐろ島その1」を配信開始した。データ受け取りのパラレルID検索から「SPCH-UNLD」と入力すると、公式パラレルデータが入手可能。同データでは、役に立つアイテムを持った状態でとぐろ島を探索することになるようだ。同じデータを使用したタイムアタックなどが可能とされている。

『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』は、挑戦する度に構造が変化するダンジョンを入手したアイテムによって攻略していく、「風来のシレン」シリーズの最新作である。本作の舞台は、山頂の怪物の腹の中にとびっきりのお宝が眠っているという小さな島「とぐろ島」だ。メインキャラクターである旅の風来人シレンと語りイタチのコッパは、不思議な夢に導かれてとぐろ島を訪れる。宝が眠るという島でのシレンの新たな冒険が描かれる。

シレンは不思議のダンジョンと呼ばれる、挑戦する度に構造が変化するダンジョンを探索していく。ダンジョン内では、武器/盾/腕輪といった装備品や、巻物や杖といった強力な効果の込められた消耗品など、ランダムなアイテムが入手できる。モンスターの巣食う困難なダンジョンを、アイテムを駆使して攻略するのだ。本作では満腹度を条件にシレンが強化される「ドスコイ状態」や、巨大モンスター「デッ怪」といった要素が登場。探検録と手帳によって、各フロアに出現するモンスターや印の効果など、攻略に役立つ情報がゲーム内で確認できる点も特徴だろう。

そんな本作において、公式X(旧Twitter)上にて公式パラレルプレイ第1弾「とぐろ島その1」が公開された。メニューのパラレルプレイ内データ受け取りから、パラレルID検索にて「SPCH-UNLD」と入力すると、本作公式の用意したデータでプレイできる。同データでは「そぞろヶ浦」1Fからスタート。容量5の保存の壺2つや背中の壺、復活の草5個など強力なアイテムを多数所持している。少なくともしばらくの間は、倒れてしまう心配はなさそうだ。


パラレルプレイとは、パラレルIDを共有することで、同じ状況・条件でのダンジョン攻略が可能な機能だ。ダンジョン攻略中の任意のタイミングで作成したセーブデータをサーバーにアップすると、続きをほかのプレイヤーに挑戦してもらえるのだという。今回の公式パラレルプレイ第1弾では、本作公式が用意した強力なアイテムを所持した状態での「とぐろ島」攻略がプレイできるわけだ。なお公式Xによると、公式のパラレルデータ配信は、4月初旬より不定期に実施予定。同じデータでタイムを競ったり、上手い人のプレイを見て真似してみたりといった活用が想定されているそうだ。

また本作関連の情報としては、機能追加のアップデートが予定されているようだ。本作は2024年1月に発売されており、発売よりの2か月間は修正を中心としたアップデートが実施されてきたが、そうした中機能追加についても動き始めているとのこと。詳細は不明ながら、アップデートによる進化にも期待したい。

『不思議のダンジョン 風来のシレン6 とぐろ島探検録』は、Nintendo Switch向けに発売中。公式パラレルプレイは、不定期に配信予定だ。