和風ステルスホラー『Shadow Corridor 2 雨ノ四葩』好評&好調な滑り出し。「カルタ」で深まる戦略性、回廊逃げ回りホラーがパワーアップ
スペースおにぎりゲーム合同会社から3月30日、PC(Steam)向けに発売された『Shadow Corridor 2 雨ノ四葩』。本作は発売直後ながらさっそく好評を集めているようだ。
『Shadow Corridor 2 雨ノ四葩』は、徘徊者から逃げ回りつつランダム性をもつ回廊からの脱出を目指す、ランダム生成脱出ホラーゲームである。本作では、死に安らぎを見出し、自ら命を絶った「時雨」という少女の物語が語られている。
ゲームプレイとしては、ランダムで生成されるダンジョンマップが特徴。ほかにも特殊効果をもつカルタを集め、攻略に役立てていくことも可能。カルタにはおにぎりや不思議な鍵といった、通常のアイテムを最初から所持できるものが存在。ほかにもアイテムスロットを増やすものや、歩行速度の上昇など、ステータスを増加させるものなど、さまざまな効果がある。自分のプレイスタイルによって組み合わせを変えていき、攻略に役立てられるのだ。
そんな本作はリリース以後さっそく多くのプレイヤーを集めている様子。SteamDBによれば、同時接続プレイヤー数はピーク時で1565人を記録し、好調なスタートを切っている。
Steamユーザーレビューにおいても、本稿執筆時点で215件中89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。前作『Shadow Corridor』から受け継がれた、ランダム生成のダンジョンにて徘徊者と対峙する、ステルスホラーゲームとしての緊張感などが引き続き評価されている。また前作からの進化点として、多数のアイテムが追加されたほか、新システムであるカルタによって戦略性が広がり、深みを増したことも好評の一因となっている。
一方で、ユーザーレビューでは不具合なども報告されている。こちらについては、開発を手がけるスペースおにぎりゲーム合同会社のShiroma氏も把握しており、デバッグ期間を長めに用意できず不具合が多くなったことを反省点であると述べている。とはいえ、発売から複数回のアップデートがすでにおこなわれており、さまざまな不具合が迅速に修正されている。今後もブラッシュアップは進められていくことだろう。
『Shadow Corridor 2 雨ノ四葩』はPC(Steam)向けに発売中だ。なおリリース記念セールとして4月6日まで、定価2480円のところを20%オフの1984円で購入可能だ(いずれも税込)。