マルチ対応ローグライトRPG『Inkbound』4月9日正式リリース、日本語公式対応へ。多彩なビルドとシナジーで戦う、ランダム性高め高評価RPG

 

ゲームスタジオShiny Shoeは4月2日、現在早期アクセス中のターン制ローグライクRPG『Inkbound』を4月9日に正式リリースすると発表した。プラットフォームはPC(Steam)。


『Inkbound』は見下ろし型ターン制ストラテジーのような戦闘システムを採用したローグライトRPGだ。舞台となるのは危険な魔法の脅威に晒されている世界「アテネウム」。プレイヤーは本を通して各地域にテレポートし、8つのクラスごとに用意されているスキルと装備、そしてランダムなアップグレードを組み合わせて独自のビルドを構築し、強力なボスキャラクターを撃破することが目標になる。

本作の戦闘はターン制で進められるが、プレイヤーの移動、攻撃にはどちらもリソースを消費する。また、相手モンスターの強力な範囲攻撃の前には予測地点が表示されるため、限られたリソースの中でいかに被害を抑えながら敵を撃破するかの駆け引きが求められることになる。本作はライブサービス型のゲームとして運営しており、最大4人同時のオンライン協力プレイに対応している。ソロプレイでの攻略も可能だ。


本稿執筆時点の4月2日現在、本作はSteamユーザーレビューにて早期アクセス段階ながら2008件中91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。ユーザーレビューにおいては、ローグライトとターン制RPGが融合した特徴的なゲームプレイが好評。ランダムにドロップする多彩な戦利品やスキルを組み合わせることで予想外のシナジーを発見する面白さ、そしてさまざまなビルドパスによるリプレイ性の高さが高く評価されている。また、早期アクセスとしてユーザーの意見を取り入れた細やかなアップデートが継続されてきたことも本作の好評につながっているようだ。


本作を手がけるのはカリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置くShiny Shoeだ。過去にはデッキ構築型ローグライト『Monster Train』を手がけており、Steamユーザーレビューにて本稿執筆時点で「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。ローグライトという共通点もありつつ、戦闘システムとして新たにターン制RPGを採用した『Inkbound』は早期アクセス段階から好評を博しているかたちだ。

『Monster Train』は公式日本語対応していなかったが、『Inkbound』は正式版リリースのタイミングでの日本語対応を予定している。正式版ではそのほかに新しいボスやクエストの実装、コントローラーのサポートにも対応予定。日本語対応だけでなく新要素も盛り込まれての正式リリースとなるこの機会に本作をプレイしてみるとよいだろう。

『Inkbound』は現在PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。4月9日に正式リリース予定だ。通常価格は税込みで3400円。


埼玉生まれBioWare育ちです。悪そうなやつはだいたいおま国でした。RPG全般が好きですが、下手の横好きでいろいろなジャンルに手を出しています。