協力プレイ型ホラーゲーム『Content Warning』1日限定で無料配布され人気爆発。「バズり映像」目当てに化け物撮影に向かう、笑いと恐怖の物理演算ホラー
Landfall Publishingは4月2日、『Content Warning』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。リリースに際してなんと期間限定で無料配布されており、配布期間は日本時間4月3日午前1時まで。無料配布終了後の定価は税込920円となる見込みだ。
『Content Warning』は、協力プレイ型のホラーゲームだ。2人~4人のマルチプレイに対応している。本作にてプレイヤーたちはダイビングスーツに身を包み、「Old World」へと潜水。酸素ゲージとカメラのバッテリーがなくなる前に、“バズる”恐怖映像を撮影して地上へと戻るのだ。
Old Worldには不気味な怪物や呪われた遺物(relic)などいわくつきのモノがさまざま存在。怖いモノをできるだけ多く撮影し、バッテリーや酸素が尽きる前に潜水艇に戻って脱出しなければならない。無事に脱出を果たしたら「SpookTube」に動画をアップロード。撮影できた映像が多ければ多いほどバイラル化し、広告収入もがっぽり儲けられるだろう。そうして得た資金で装備を強化し、Old Worldでのさらなる撮影に役立てよう。
本作は本日4月2日のリリースと同時に、24時間限定で無料配布となった。配布期間は4月3日午前1時まで。さっそく多くのユーザーに遊ばれており、本稿執筆時点では最大同時接続プレイヤー数約5万8000人を記録(SteamDB)。右肩上がりでプレイヤー数が増加しており、今後の勢いも注目される。
ユーザー評価も上々で、現時点でSteamユーザーレビューにてさっそく約3000件を集め、うち97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。シュールさもありつつ恐怖感も備えた協力プレイ型ホラーゲームとして評価を受けており、類似のゲームプレイである『Lethal Company』になぞらえる声も見られる。また物理演算を活かした挙動のほか、リスク度外視の撮影を試みる“SpookTuber”として活動する風刺の効いたモチーフなどの特徴も好評となっている。
本作を手がけるのはスウェーデンに拠点を置くLandfall Games。同スタジオのErik Skog氏、Zorro Svänderdahl氏、Wilhelm Nylund氏、Philip Westre氏、Petter Henriksson氏からなるチームによって手がけられたようだ。これまで同スタジオは物理演算戦闘シム『Totally Accurate Battle Simulator』など個性的なゲームを複数制作。本作『Content Warning』にも物理演算や一風変わったアイデアが活かされており、スタジオの持ち味が発揮されているかたちだ。
『Content Warning』はPC(Steam)向けに配信中。4月3日午前1時まで無料配布されており、配布後は定価920円で販売される見込みだ。