協力マルチホラーゲーム『Lethal Company』v50ベータアプデで武装ロボットや“自爆”執事が徘徊する新マップ追加。既存の敵も一部強化でさらに容赦なく
個人デベロッパーのZeekerss氏は4月1日、『Lethal Company』に向けてバージョン50をパブリックベータとして配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。新マップやアイテム、敵などを含めた盛り沢山な内容となっている。
『Lethal Company』は、最大4人協力プレイ対応のホラーゲームだ。プレイヤーは「Company」の契約社員として放棄された衛星に向かい、廃工場や野外を探索して物品を回収。期限内に課されたノルマを達成し、無事に帰還することを目的とする。
このたび配信されたパブリックベータバージョンv50では、新たなマップ、敵2体、武器1つ、衣装2つが追加されている。また遊び心のあるイースターエッグアイテムの追加や、バランス調整なども施されている。主要な要素を確認していこう。
『Lethal Company』に新たに追加されたマップ「Adamance」は、本作に登場する新たな衛星だ。大量のアイテムが入手可能な一方、群れで行動するBaboon Hawkや、プレイヤーを一捻りで圧殺するGiantなどが登場する、ハイリスク・ハイリターンなマップとなっている。
また「Adamance」には小屋が存在し、小屋を探索することで、新マップの「Artifice」がアンロックされる。「Artifice」は、巨大倉庫が立ち並ぶマップとなっている。倉庫はプレイヤーにより開閉が可能で、いざという時は倉庫内に敵を閉じ込めることも可能となるだろう。Artificeにおいては、新たな敵であるRobotが出現する。Robotはサーチライトでプレイヤーを探索し、索敵されるとロケットランチャーや火炎放射器などによる攻撃を行う。
続いて新たに追加された敵である「Butler」は、マップ内を徘徊し、プレイヤーと接近するとナイフで素早い攻撃を仕掛けてくる。また特定の条件下において、ランダムに“爆発”。Butlerが消滅するかわりに、大量のハチを出現させるため、どちらにせよ厄介な相手となるだろう。Butlerを倒すことで、Butcher Knifeを入手することも可能。Butcher Knifeは攻撃範囲が非常に狭いものの、スコップなどと違い素早い攻撃が可能で、高い火力をもつ。Butlerはドアの開閉ができないため、ドアを上手く利用して立ち回ることがカギとなるかもしれない。
復活祭を祝うEaster Eggも本アップデートから追加されているようだ。Easter Eggは色とりどりの卵で、地面に落とすことでランダムに効果を発揮する。効果は「落下時にプレイヤーが死亡するレベルの大爆発」、「色とりどりの紙吹雪と共にファンファーレが鳴る」、「何も起きない」など、さまざまだ。むしろ何も起きないことの方が幸福かもしれないが、プレイヤー同士でロシアンルーレット式に投げ回して、度胸試しをする楽しみ方もあるかもしれない。また新たに2つのスーツ「Bee Suit」と「Bunny Suit」が追加された。プレイヤーが着用可能な可愛らしいハチやウサギのスーツとなっている。
バランスアップデートとしては、くるみ割り人形を模した敵である「Nutcracker」に調整が加えられている。Nutcrackerはプレイヤーのカメラ移動ではなく、プレイヤーの移動に反応するように調整された。また、しゃがんだプレイヤーにも照準を合わせるようになった。そのため、近距離でしゃがんでショットガン攻撃を回避する、といったテクニックは使用できなくなったようだ。ほかにもGiantは倒すことが可能になったほか、Baboon Hawksは高い場所にも移動できるように調整されている。さらにプレイヤーが坂を登る際の移動速度が減少するような調整がなされているようだ。
より詳しいアップデートや調整内容については、公式パッチノートとバージョンの正式リリースを期待しよう。なお本パブリックベータにアクセスするには、Steamのライブラリ内で『Lethal Company』のプロパティからベータ欄にある「public_beta」を選択することでプレイすることが可能だ。
『Lethal Company』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。
【UPDATE 2024/4/1 23:28】
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