デベロッパーのTeam LadybugのXアカウントは本日4月1日、“東方ルナナイツ 2”を開発すると表明した。同スタジオが手がけた『Touhou Luna Nights』の続編を指すと見られる。ただし本日はエイプリルフールであり、表明が本当か嘘かを巡ってユーザーは喜びと疑いの混じった反応を寄せている。
『Touhou Luna Nights』は、東方Project二次創作作品として開発された2D探索型アクションゲームだ。2019年2月にPC向けにリリースされたのち、Xbox One/Nintendo Switch/PS5/PS4向けにもリリースされてきた。販売は本作の主人公は、紅魔館のメイド長である十六夜咲夜。主人のレミリア・スカーレットにより、幻想郷とそっくりの「ルナナイツ」の世界に招き入れられた咲夜は、脱出する方法を求めて探索する。
本作のゲームプレイはメトロイドヴァニアスタイルのアクションゲームとして繰り広げられる。探索するなかで咲夜は、ナイフ投げ攻撃を駆使した爽快アクションで敵と戦う。さまざまな効果をもつスキルを発動することも可能だ。また咲夜は時間を操る能力ももっており、敵の動きを止めるだけでなく、水を固体化するなどステージのギミックにも活かされている。
本日4月1日、開発元であるTeam LadybugのXアカウントは突然「東方ルナナイツ 2作ります」と発表。あわせて咲夜を描いたドット絵グラフィックを披露した。一方で本日はエイプリルフール。驚きと喜びの反応に混じって、半信半疑のユーザーや「本当であってくれ」と懇願するユーザーなど、多種多様な反応が集まっている。
『Touhou Luna Nights』はSteamユーザーレビューにて本稿執筆時点で約1万2000件中97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得する高評価作品。複数機種に展開されるなど根強い人気もあり、続編が出るかどうかは注目されていたところだろう。Team Ladybugの投稿は本当に新作開発の発表なのか、エイプリルフールの嘘なのか。今後の動向も注視される。
なおTeam Ladybugは現在、株式会社ワイソーシリアスのレーベルWSS playgroundと共に『ブレードキメラ』を開発中。同作はWSS Playgroundおよび弊社アクティブゲーミングメディアの運営するパブリッシングブランドPLAYISMより2024年春にPC(Steam)/Nintendo Switch向けに発売予定となっており、もし“東方ルナナイツ 2”が作られるとしても同作発売後の開発スタートとなりそうだ。
『Touhou Luna Nights』はPC(Steam/Microsoft Store)/Xbox One/Nintendo Switch/PS5/PS4向けに発売中だ。