最大4人協力オープンワールド自由暮らしゲーム『Wobbly Life』アプデで日本語対応。ふにゃふにゃ動作で仕事したり冒険したり、気まま生活ゲームに人集まる
パブリッシャーのCurve GamesとデベロッパーのRubberBandGamesは3月25日、『Wobbly Life(ウォブリー・ライフ)』のバージョン0.9.4となるアップデートを配信開始した。本作の対応プラットフォームはPC(Steam)/Xbox Series X|S/Xbox One。また海外向けにPS4版も配信されている。アップデートでは日本語を含む11の言語について対応されたほか、新たなエリアとして下水道が追加されるなど新要素が実装されている。
『Wobbly Life』はオープンワールド・お仕事体験サンドボックスゲームだ。画面分割およびオンラインでの最大4人協力プレイに対応している。本作の主人公は働かずにおばあちゃんの家で暮らしていたが、とうとう家を追い出されてしまう。プレイヤーはいろんな仕事をしてお金を貯めつつ、洋服や家を買ったり世界を探検したりして、気ままに生活することになる。
本作は物理演算が採用されており、キャラクターはふにゃふにゃとした独特な動きをする。プレイヤーはそうした世界で、物をつかんだり乗り物を運転したりして、仕事をこなしていく。仕事は20種類以上用意され、さまざまな業務に挑戦することが可能。たとえばピザの配達の仕事ならピザを荷台に乗せて運転して配達先に届け、消防士の仕事ならホースをつかんで水をまいて火を消したりといった調子である。仕事をしてお金が貯まれば、洋服や車、家などが購入できる。
また本作にはストーリーミッションが存在。ミッションではUFOらしき物体や奇妙な生き物の秘密を解き明かしたり、遺跡や洞窟を探検したりすることができる。ミッションを達成すれば、それぞれユニークな報酬が手に入る。また宝探しをして博物館に寄贈したり、レースをしたりといった要素も用意。そうして気のおもむくままに、さまざまなアクティビティをこなして自由な暮らしを楽しむのだ。
本作は2020年7月に早期アクセス配信が開始された。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約1万7500件のレビューを集め、97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。またSteam同時接続プレイヤー数に目をやると、リリース直後は100人程度だったプレイヤー数は日を追うごとに着実に拡大。2023年10月には過去最高となる約4600人を記録し、その後も安定して1500人前後の数字を保ってきている(SteamDB)。評価とプレイヤー数どちらも好調な人気タイトルとなっている。
そんな本作に3月25日、バージョン0.9.4となるアップデートを配信開始された。本アプデを受けてSteam同時接続プレイヤー数も、直近のピークで約3400人まで数字を伸ばしている。アプデでは、これまで英語のみサポートされていた本作に、日本語を含む11の言語が追加された。また新たなエリアとして下水道が実装され、関連クエストや博物館用アイテムなどもあわせて追加されている。さらに新たな服や乗り物なども追加されたほか、衣装を自動で決めることができるランダムボタンが追加されるなどしている。追加・変更点の詳細は公式パッチノート(英語)を参照してほしい。
本作は2020年の早期アクセス配信以来、継続的なアプデで評価を高めてきた。今回のアプデで多言語に対応するなど、正式リリースに向けて順調に開発が進んでいるようである。正式リリースは2025年に予定しているとのこと。本作の今後のさらなる発展が期待される。
『Wobbly Life(ウォブリー・ライフ)』はPC(Steam)/Xbox Series X|S/Xbox One向けに早期アクセス配信中だ。Steamでの価格は税込2100円。