『ドラゴンズドグマ2』アプデで「転身の秘術」が“販売上限99個”になりキャラの外見変更しやすく。さらにゲームを「最初から」始められるように

カプコンは3月29日、『ドラゴンズドグマ 2』のアップデートをPC(Steam)/PS5向けに配信開始した。「転身の秘術」の販売上限が99個になるなど、各種調整が実施されている。

カプコンは3月29日、『ドラゴンズドグマ 2』のアップデートをPC(Steam)/PS5向けに配信開始した。Xbox Series X|S向けにも来週配信予定。本アップデートでは、プレイ途中でもゲームを最初から始めることが可能になったほか、「転身の秘術」の販売上限が99個に引き上げられている。


『ドラゴンズドグマ 2』は、オープンワールドアクションゲーム『ドラゴンズドグマ』シリーズの新作だ。舞台となるのは人の王国ヴェルムントと獣人の国バタルが存在するファンタジー世界。プレイヤーは竜に心臓を奪われた覚者として、世界を冒険。竜を討ち、玉座へと昇る者の物語が描かれる。ゲームプレイにおいては味方NPC「ポーン」を連れ歩くシステムや、ジョブによって変化する多彩なアクションなどが特徴だ。

今回本作PC(Steam)/PS5版に向けて、アップデートが配信開始された。Xbox Series X|S向けには来週の配信が予定されているとのこと。まず本アップデートにより、PC(Steam)/PS5の両プラットフォームにてプレイ途中でも「ゲームを最初から始める」項目が選択可能になった。またゲーム内のポーンギルドでの「転身の秘術」販売上限が99個に変更。「転身の秘術」は理容店にて覚者およびメインポーンの外見を変更できるアイテムだ。以前は販売上限が2個のみとなっていたため、上限個数が大幅に引き上げられたかたち。

そのほか、宿泊とセーブが行える「自室」の入手クエストが早期に発生するように条件が変更された。ほかにも一部のテキスト表示に関する修正や、細かな不具合の修正がおこなわれているとのこと。


またPS5向けにはグラフィック設定にてモーションブラーの「オン/オフ」、レイトレーシングの「オン/オフ」が追加。またフレームレートの「Max30/可変」を選択できるようになっている。これらはフレームレートを大きく改善するものではなく、フレームレート向上は今後のアップデートで対応予定だそうだ。

そのほかSteam向けには、いわゆる超解像技術であるDLSS SUPER RESOLUTION有効時のグラフィック品質が改善されているとのこと。また一部設定環境下でモデル表示が粗く見える問題も修正されたそうだ。

本日で発売後1週間を迎えた『ドラゴンズドグマ 2』。PC(Steam)/PS5向けに、さっそく批判が寄せられていた部分への対応が実施されたかたちだ。今後もアップデートで課題点の解消や、フィードバックの反映がおこなわれていくことだろう。本稿執筆時点で本作のSteamユーザーレビューは約4万4000件中55%が好評とする「賛否両論」ステータス。今後の調整を受け、ユーザー評価がどのように変化していくかも注目される。

ドラゴンズドグマ 2』はPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに発売中。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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