廃病院猟奇ホラー『コープスパーティーⅡ Darkness Distortion』今年秋発売へ。噂の都市伝説を巡った恐怖の廃病院探索


株式会社MAGES.は3月28日、ホラーゲーム『コープスパーティー』シリーズの新作となる、『コープスパーティーⅡ Darkness Distortion』を2024年秋に発売することを発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PS4。また北米版のパブリッシングを手がけるXSEED Gamesからは、PC(Steam)向けにもリリースされることが公開された。


『コープスパーティー』シリーズはホラーアドベンチャーゲームだ。開発はチームグリグリが手がけている。シリーズとしては、1996年に1作目『コープスパーティー』が同人ゲーム作品としてPC向けにリリース。以降複数作品が続編や外伝として発売され、コンシューマ版やSteamなどへの移植もおこなわれた。恐怖をあおる演出やゴア表現などが高い評価を獲得し、熱狂的なファンを獲得してきた作品だ。

『コープスパーティーⅡ Darkness Distortion』は、そんな『コープスパーティー』シリーズの約9年ぶりとなる最新作だ。舞台となるのはいわくつきの廃病院。主人公となる七海遥は、動画配信者の高梨寝夢やオカルトに詳しい棺まりあとともに、廃病院を訪れる。彼女たちは生配信をしつつ、廃病院にて巷で話題となっている都市伝説「車椅子のアヤメさん」のおまじないをおこなう。すると彼女ら3人だけでなく配信を見ていたクラスメイトも、人ならざるものたちがさまよう、呪われた廃病院に迷い込んでしまう。彼女たちはそんな廃病院からの脱出を目指すこととなる。


本作は『コープスパーティー』シリーズの原作をつとめた祁答院慎(けどういんまこと)氏が全編書き下ろしにてシナリオを担当。本シリーズの特徴でもある残酷かつ猟奇的なシナリオが、本作にも引き継がれている。また立体音響も引き続き本作にて採用されており、音源の方向や距離感もわかりやすくなっているという。サウンド面での演出も、シリーズ作品の強みを引き継いでいるかたちだ。

加えてゲーム内における登場キャラクターの頭身が過去作『コープスパーティー BLOOD DRIVE』などよりも高くなり、3D表現が強化されたという。シナリオやサウンドだけでなく、探索などが繰り広げられる画面上でも、リアルな恐怖体験が可能になったようだ。

ちなみに公式サイトのトップページでは、本作のキーワードとなっている「車椅子のアヤメさん」のおまじないをおこなったという少女のショートストーリーが音声付きで楽しめるという。気になった人は今年秋に予定されている発売前に、本作の雰囲気や都市伝説について予習してみてもいいかもしれない。

コープスパーティーⅡ Darkness Distortion』はPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4向けに2024年秋に発売予定だ。

【UPDATE 2024/3/29 11:40】
対応プラットフォームについて追記