サイバーパンク道教2Dアクション『九日ナインソール』5月29日リリースへ。『SEKIRO』の影響受けるスタイリッシュバトル、ついに登場

Red Candle Gamesは3月28日、『九日ナインソール(Nine Sols)』を5月29日にリリースすると発表した。『SEKIRO』の影響を受けたとされる2Dアクションアドベンチャーゲームだ。

デベロッパーのRed Candle Gamesは3月28日、『九日ナインソール(Nine Sols)』を5月29日にリリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は日本語表示にも対応予定。


『九日ナインソール』は2Dアクションアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、新崑崙と呼ばれる広大な領域。神々に与えられた桃花村と呼ばれる約束の地にて、住民は古代より伝わる祭事を守り、種々の厄災から護られていることを信じていた。しかし忘れられていた英雄イー(羿)が長き眠りから目覚めたことから、“道”の流れに大きな波乱が巻き起こす。プレイヤーはこのイーとして、自分の信じる正義を実現するために、新崑崙を治めている九人の太陽に対する復讐の旅を繰り広げる。

本作はサイドビューのアクションゲームとなっており、イーの基本アクションとしては、剣を使った斬撃や、弓矢での遠距離攻撃、ダッシュでの攻撃回避、二段ジャンプなどがある。そして本作は『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』にインスパイアされているといい、バトルでの核となるのは、“弾き”からの速攻反撃だという。本作では敵の攻撃に対し正確なタイミングで弾きを発動すれば、パリィと同時にエネルギー(気)を溜められる。そしてエネルギーは呪符ダッシュと気功爆破といった強力なスキルに利用可能。一連の攻撃は“本作での最強の技”とされ、リスクもある弾きを効果的に使うことが重要になりそうだ。

なお本作は“タオパンク”と標榜されており、西洋のサイバーパンク要素と、東洋の神話や道教(タオ)の要素を融合させた世界観も特徴。遺伝子操作されたガードマンや、未知の古代生物などがイーの前に立ちはだかる。またアナログ調グラフィックをふんだんに採用しており、日本のアニメーションや漫画からインスパイアを受けたアニメーションやカットシーンも数多く登場するという。


本作を手がけるのは台湾を拠点とするRed Candle Games。『返校 -Detention-』や『還願 Devotion』といったホラーゲームを手がけてきたことで知られる。『九日ナインソール』は2022年3月に正式発表され、あわせて実施されたクラウドファンディングキャンペーンでは目標額のおよそ4.5倍となる約1360万ニュー台湾ドル(約6400万円・現在のレート)を獲得。スタジオの新たなジャンルへの挑戦作として高い期待をかけられ開発が進められてきた。そこから約2年を経て、リリース日が決定されたかたちだ。

『九日ナインソール(Nine Sols)』はPC(Steam)向けに5月29日にリリース予定。本稿執筆時点では、Steamストアページにてデモ版も配信されている。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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