デベロッパーのTurtlecode Softwareは3月26日、『Stealth Gun』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Stealth Gun』は対戦FPSだ。フレンドとのプレイやパブリックロビーでのマッチングに対応する予定という。本作の大きな特徴として、キャラクターがみな透明となっている。プレイヤーはさまざまな方法で対戦相手の位置を探りつつ戦うことになる。
基本的にキャラクターは透明で目に見えないが、走ったり射撃したりと派手な行動を起こすと見えるようになるという。また歩いているだけでも一定時間ごとにゴーストが表示され、数秒前の位置は認識することが可能となる。一方しゃがんでいるとゴーストは出現せず、位置がバレづらくなるようだ。ただし、しゃがんでいる間はステルスメーターと呼ばれる赤いゲージが消費される。ゲージが尽きるとやはりゴーストが表示されるようになるという。ステルスメーターは立っていると徐々に回復するとのことで、しゃがみと歩き、走りといったアクションの使い分けが重要となりそうだ。
武器としてはピストルやSMGなど、FPSではお馴染みのもののほかに、敵の位置を暴く本作特有の効果をもつものが存在。さらに効果範囲内の敵を強制的に表示する装備として、revealerと呼ばれるロケットランチャー型のガジェットや、フラッシュバンなどが用意されるようだ。加えて本作には弾数の概念も存在する様子。ピストルの弾数は無限のようだが、そのほかの武器には弾数に制限があるようなので、敵の位置が分からないからと乱射すると弾切れに苦しむことになるかもしれない。
また本作のゲームモードは複数用意されるとのこと。キル数を競うデスマッチや、爆弾の設置と解除を巡るオブジェクト系のルールなどが用意されるという。さらにゲームの設定のカスタマイズも可能な様子。透明化を解除して普通のFPSとして遊んだり、あるいはゴーストの表示すら消してより手掛かりが少ない状態でプレイしたりできるようだ。
『Stealth Gun』はPC(Steam)向けに配信予定だ。