デベロッパーのEgoboundsは3月28日、『Egging On』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。
『Egging On』は卵になってステージを登っていくアクションゲームだ。本作の主人公となるのは、卵である。サイズや形状、鶏小屋から抜け出してきたという経歴からすると、おそらくニワトリの卵だと思われる。プレイヤーはこの壊れやすい卵を操り、自由を求めて高みを目指すことになるという。
ゲームプレイではステージの頂点を目指して、転がったりジャンプしたりして進んでいくことになるという。卵の複雑な形状は、アクション面に影響を及ぼす模様。転がるとぐらついたり、ジャンプするタイミングで跳べる高さが変わったりするという。卵の先端が地面に来たときにジャンプすると高く跳べるとのことで、卵の形を考慮しつつ操作する必要があるのだろう。また地面の網で勢いよく跳ねて先に進んだり、あるいは飛び乗った床に弾かれて落ちてしまったりと、慣性も活かしたゲームプレイが展開されるようである。
一方、卵は卵であるため、あまり勢いよく何かにぶつかるとやはり割れてしまうようだ。トレイラーでは卵にヒビが入ったり、完全に割れて中身が出てしまっているシーンが存在。卵の耐久力に気を使いながら足場を飛び移っていく、繊細かつ大胆なゲームプレイが求められるようだ。またトレイラーでは、黄身と白身となって移動しているように見えるシーンなども一瞬確認できる。割れてしまったあとゲームがどうなるのか不明だが、あるいはそのままプレイを続行できるのかもしれない。
ステージはショップやキッチンなど複数存在し、徐々に難度が上がっていくという。エリアごとに違った仕掛けなどが用意されるそうだ。また各ステージには隠しコレクションが存在するとのこと。発見すれば卵にスタンプを押したりして、自分の卵をカスタマイズできるという。また卵の殻にはスキンが用意され、イースターエッグ風に色付けしたり、金属質な卵となってプレイしたりできるようだ。そうして自分だけの卵を作ってさまざまなステージに挑むことになるのだろう。
本作を手がけるEgoboundsはポーランドに拠点を置くゲームスタジオだ。現在本作のほかに、ディストピア世界舞台の2Dアクション『Steel Flood』を制作中とのこと。Steam向けにゲームをリリースするのは両作が初めてとなるようだ。
『Egging On』はPC(Steam)向けに配信予定だ。