『ドラゴンズドグマ 2』、近日配信予定パッチで「ゲームを最初から始める」機能がさっそく追加へ。キャラクリやり直し緩和でユーザー不満に応える
カプコンは3月25日、『ドラゴンズドグマ 2』向けの修正パッチを近日中に配信するとし、修正予定の内容を告知した。本作はPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中。
告知された修正パッチの内容は以下のとおりだ。
□PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S版共通
・プレイ途中でも「ゲームを最初から始める」項目を選択可能に。
・ゲーム内のポーンギルドでの「転身の秘術」販売上限を99個に変更。
・宿泊とセーブがおこなえる「自室」の入手クエストが早期に発生するように条件を変更。
・一部テキスト表示に関する修正。
・その他、細かな不具合の修正。
□PS5/Xbox Series X|S版共通
・Options>Graphicsにモーションブラーの「オン/オフ」を追加。
・Options>Graphicsにレイトレーシングの「オン/オフ」を追加。
・Options>Graphicsにフレームレートの「Max30/可変」を追加。
□PC(Steam)版
・DLSS SUPER RESOLUTION有効時の品質改善。
・一部の設定環境下でモデル表示が粗く見える問題の修正。
「ゲームを最初から始める」項目については、プレイヤーから追加の要望が寄せられていた機能だ。本作は体型がキャラの能力に関係するという要素もあることからか、キャラメイクをやり直したがるユーザーも存在。一方でやり直しは、現バージョンでは開始画面ではそうしたオプションは存在しないほか、ゲームを進め特定のアイテムを使用する必要があったりハードル高め。そうした背景もあってか、カプコンは同機能の追加を予告していた(以下ポスト参照)。キャラクリエイトをやり直せるアイテム「転身の秘術」の販売上限変更も、そうした要望への対応の一環といえるかもしれない。
PC版向けのDLSS SUPER RESOLUTIONに関しては、現状有効にした場合に、一部の環境で不具合が発生しているという。品質改善とは、この問題への対応かもしれない。なお同機能については、将来のタイトルアップデートでDLSS Frame Generationを追加する予定だとされている。いわゆるDLSS 3へのアップグレードにあたる内容だが、今回の修正パッチにこれが含まれるのかどうかは不明である。
またPS5/Xbox Series X|S版向けの、モーションブラーおよびレイトレーシングの「オン/オフ」の追加については、フレームレートを大きく改善するものではないと案内されている。カプコンはフレームレートの向上に取り組んでおり、今後のアップデートにて対応予定とのことだ(関連記事)。
『ドラゴンズドグマ 2』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中。今回告知された修正パッチは、各プラットフォームでの準備が整い次第、順次配信される。