個人ゲーム開発者のゆーじ氏は3月24日、『9番ホーム』をブラウザ向けにリリースをした。無料で公開されており、PCおよびスマートフォンでプレイが可能。
『9番ホーム』は「8番ライク」なアドベンチャーゲームだ。主人公は架空の駅、“成平駅”のプラットフォームに迷い込んだ女の子。成平駅のホームは一見普通に見えるが、主人公以外には誰もいない。電車の走行音や案内音声、踏切の音が入り混じった環境音が響き渡るのみだ。
さらに、電光掲示板や広告、やってきて停車した電車など、ときおりホームのあちこちに異様な変化が現れることがある。プレイヤーはそうした異変を発見したら左に引き返し、なければそのままホーム右端の改札から出るのがルールだ。ゲームは0番ホームからスタートし、正しい道を選ぶたびに1番、2番と次のホームへと進む。9番ホームを訪れ、電車に乗車すると無事クリアとなる。
本作を手がけたのは個人ゲーム開発者のゆーじ氏だ。おもに本作のようなドット絵や、ローポリグラフィックを用いたゲームをunityroomやitch.ioにてリリースしている。本作はunityroomが不定期で開催している「1 Week GAME JAM(unity1week)」のもとで1週間で制作されたようだ。
今回のお題は「かわる」のため、周囲の環境が変化するゲームシステムになったのだろう。なお、unity1weekには本作以外にもさまざまなゲームがエントリーしている。どれも力作なため、チェックしてみるのも一興だ。
『9番ホーム』はブラウザ向けに無料で公開中。PCおよびスマートフォンからプレイが可能となっている。