強盗vs警備員対戦FPS『Thievery: Online』発表。5対5の建物防衛戦、防衛側は“復活”しながら平凡警備員からSWAT級にステップアップ
パブリッシャーのChapter Interactiveは3月22日、zyap mediaが手がける強盗FPS『Thievery: Online』を発表した。早期アクセスでの配信を予定しており、対応プラットフォームはPC(Steam)。基本プレイ無料にて提供予定だ。
『Thievery: Online』は、基本プレイ無料の5対5強盗FPSゲームだ。プレイヤーは強盗陣営と警備員陣営に分かれて戦うこととなる。本作に登場するステージには貴重品が保管されており、強盗側は貴重品を盗み、警備員陣営は貴重品を守りながら強盗陣営を倒すことが目的となる。
本作において建物に侵入する側である強盗陣営は、侵入方法を選ぶことが可能だという。強盗陣営は銃を乱射しながら建物に強引に侵入するか、隠密に忍び込むかを選択できるわけだろう。一方で警備員陣営は強盗側の侵入方法に応じた臨機応変な対応で強奪計画を阻止する必要がありそうだ。
そしてすべての警備員陣営は銀行のセキュリティガードとしてスタートし、強盗陣営に倒されるたびにより良い装備を手にしてリスポーン(復活)するという。警備員陣営は最終形態としてSWAT隊員にまで変貌を遂げることもあるようだ。なお、強盗陣営はリスポーン不可となっているため、限りある命を有効に使うことが求められる。手に汗握る体験を楽しめそうだ。
『Thievery: Online』では、ユーザーが自身のサーバーをホストすることが可能。ユーザーがプレイヤーを自身のサーバーに招き入れることで、手軽に5対5の銀行強盗を楽しめる。また本作においては装備や武器なども充実しており、ゲームを開始する前に装備一式をカスタマイズすることが可能となっている。ステージに降り立つ前から仲間たちと計画をたてて作戦を組んでいく奥深さもありそうだ。
なお本作はまず早期アクセスでの配信を予定しているようだ。早期アクセス期間は約1年から2年となる見込み。銀行を題材としたマップ、ボイスチャット、装備カスタマイズ、スティッキーボムや弾薬バッグなどのアイテム、サーバーのホストと検索といった要素を実装することが発表されている。Steamストアページによると、正式リリース版では銀行以外にも、マンション、オークションハウス、美術館など、複数マップを実装予定とのことだ。またストアページによると、本作は正式リリース後も基本プレイ無料を目標としているとのこと。ゲーム内のコスメティックアイテムによるマネタイズがおこなわれるようだ。
『Thievery: Online』は、PC(Steam)にて早期アクセスにて配信予定。手軽に強盗攻防戦を繰り広げてみたい人は、ぜひ本作をウィッシュリストに加えてみてはいかがだろうか。