死後の世界冒険アクション『ホーンティー』5月23日発売へ。いろんなものに憑りつき放題、手描きアートでぬるぬる動く旅路

 

パブリッシャーのFirestokeおよびデベロッパーのMoonloop Gamesは3月22日、『ホーンティー』を5月23日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox SeriesX|Sで、Xbox Game Pass向けにも対応予定。


『ホーンティー』は謎解き要素のあるアクションアドベンチャーゲームだ。舞台は迷える魂が集まる異界、エターニティ。そこではエターニアンと呼ばれる天使のような生き物たちが、魂たちを不気味な塔から高次元へと導いていた。主人公のホーンティーは死後、エターニティにやってきた魂の一人。自分がここに来た理由とこの地の謎を知るため、エターニティを旅することとなる。

ホーンティーは“命のしずく”を弾として撃ったり、短い距離をダッシュしたりといったアクションが行える。そして弾は攻撃以外にも、特定のオブジェクトや生き物に撃つことで憑依が可能となる。周りの環境を新たな攻撃手段として利用したり、大きなものを動かしてパズルを解いたり、あるいは特に意味はないが憑りついてみたりなど、憑依の用途はさまざま。この憑依を駆使することで、戦闘や探索への独創的なアプローチが編み出せるとのことだ。


また、エターニティの各地では、ほかの魂との交流やパズルへの挑戦などを通して星座のピースが集まってゆく。ピースを集めて星座を完成させることで、ホーンティーの過去が少しずつ明らかになるようだ。ホーンティーはなぜエターニティに来たのか、そして魂が導かれてゆく不気味な塔は一体何なのか。そうした謎を紐解いていくストーリーも本作の魅力の一つだ。


本作を手がけるのは、アメリカに拠点を置くインディーゲームスタジオのMoonloop Gamesだ。10年以上ゲーム開発に携わってきたLeo Dasso氏によって設立され、今作がMoonloop Gamesとしてのデビュー作となる。Dasso氏はアーティストとしても活動しており、過去にはボールペン風グラフィックが印象的な『Ballpoint Universe』や『Diluvion: Resubmurged』といったゲームを手がけている。『ホーンティー』においてもツートンカラーや線画、点描といった特徴的な手描きアートワークを採用。Dasso氏の手腕が発揮されているといえるだろう。

ホーンティー』は5月23日にPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox SeriesX|S向けに配信予定。Xbox Game Passにも対応予定だ。