クトゥルフ教団街づくりゲーム『Worshippers of Cthulhu』発表。カルトを率いて都市建設、邪神を目覚めさせて街や教団をパワーアップ

 

Crazy Goat Gamesは3月22日、『Worshippers of Cthulhu』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年内に早期アクセス配信開始予定。Steamストアページ表記によると、日本語表示にも対応予定とのこと。


『Worshippers of Cthulhu』は、作家H.P.ラヴクラフト氏が手がけた「クトゥルフ神話」の世界観をもつシティビルダーだ。プレイヤーはカルト教団(Cult of Cthulhu)を率いて、儀式をおこないながら街づくりを進めていく。

本作にてプレイヤーは複数の島々に都市を建設。サプライチェーンや労働力を管理しながら、信者を維持しつつ都市を拡張していく。なおプレイヤーには教義の宣言など、カルト教祖としての役割もあるようだ。“神”を目覚めさせることを目指し、街づくりと教団運営を進めていこう。

また本作ではダゴンをはじめとする旧支配者など、ラヴクラフト作品における存在たちと儀式を通して関わることも重要。儀式によって深遠な知識が解き放たれ、超自然的な祝福が与えられるという。そうした恩恵を街づくりに活かすことができるそうだ。なお信者ではない者(Non-Believers)は本作において資源や労働力をもたらす貴重なリソースになるとのこと。彼らに対して征服・略奪をおこなったり生贄にしたり、あるいは改宗させて教団に迎え入れることも可能だそうだ。

 


本作を手がけるのはポーランドに拠点を置くCrazy Goat Gamesだ。これまでSteamでは無料パズルゲーム『Brave Furries』やローグライトターン制戦略ゲーム『The Dragoness: Command of the Flame』をリリースしてきた。また現在はカリブ海RTS『Republic of Pirates』といった作品を開発中。

同スタジオが手がける新たな作品として今回『Worshippers of Cthulhu』がお披露目されたかたちだ。早期アクセスとして配信される予定で、現状では1年間の早期アクセス配信期間が予定されているとのこと。早期アクセス配信開始時点で2種類のチャプターが用意され、それぞれ独自のストーリーを備えた数時間のボリュームがあるとのこと。正式リリースではさらなるボリュームのほか、より深みのある街づくりや神とのやり取りを実装する見込みだそうだ。具体的な機能や内容はコミュニティーからのフィードバックを受けつつ決定していくという。

『Worshippers of Cthulhu』はPC(Steam)向けに2024年内に早期アクセス配信予定だ。