血みどろパルクール対戦レース『DEATHSPRINT 66』Steam向けに正式発表。最大8人バトル、レーザーやノコギリ飛びかう“肉体使い捨て”残虐ショー


パブリッシャーのSecret Modeは3月22日、『DEATHSPRINT 66』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年内に発売予定。ストアページ表記によれば日本語表示にも対応予定だ。


『DEATHSPRINT 66』は流血パルクールレースゲームだ。近未来世界のランニングショーを舞台に、最大8人のプレイヤーが争う。クローン技術やSTEM-Linkと呼ばれるテクノロジーが発達した本作の世界では、肉体を使い捨てにして血まみれになりながら競う過酷なレースゲームが人気を博していた。プレイヤーはボディスーツを身にまとったレースの選手となり、競争を勝ち抜くことを目指す。

スタイリッシュな近未来都市を舞台としたコースには、丸鋸やレーザーなど危険なトラップが多数存在。またプレイヤー自身が凶器を振るって対戦相手を妨害することも可能という。パルクールアクションを駆使して迫る危険を避けつつ、素早くゴールを目指すことになるのだろう。


トラップなどに触れてプレイヤーが死んでしまっても、クローン技術により素早く新たな肉体が提供され、レースを続けることになるという。身がズタズタになるまで走り続け、コースにはランナーの頭などが転がることになるとのこと。ゴア表現なども特徴の作品となるようだ。

またレースに勝利するためには観客の心を掴むことも必要とのこと。パルクールで華麗なムーブを決めて観客を沸かすことで、スピードが上がったり武器やツールを獲得したりと、レースに有利な効果が得られるようだ。レースを生き延びれば企業からのスポンサーシップを勝ち取ることができ、ボディスーツをカスタマイズしていくことができるという。過酷で残虐なレースを華麗に乗り切ることで、ゲームが有利になっていくようである。


本作を手がけるSumo Newcastleはイギリス・ニューカッスルに拠点を置くゲームスタジオだ。Sumo Digitalグループの開発スタジオのひとつである。同スタジオは過去に義賊マルチ対戦ゲーム『Hood: Outlaws & Legends』を制作したほか、『Call of Duty: Vanguard』の開発にも携わっていたという。販売元のSecret Modeと開発元のSumo Newcastleは異なったジャンルの複数の作品についてパートナーシップを結んでいるといい、本作がそれらタイトルの発表第一弾となるとのこと。今後の発表についても注目される。

『DEATHSPRINT 66』はPC(Steam)向けに、2024年内に発売予定だ。