『ドラゴンズドグマ2』でも「体の大きさ」でキャラ性能が変化する。スリムな人はスタミナすぐに回復、でかい人はアイテム所持重量アップなどの検証報告
カプコンは3月22日、『ドラゴンズドグマ 2』を発売予定。対応プラットフォームはPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)。発売が迫るなか先行プレイによる情報が解禁されており、あるメディアが「覚者(主人公)の体格の違いによって性能も変化する」ことを報告し、注目を集めている。
『ドラゴンズドグマ 2』は、オープンワールドアクションゲーム『ドラゴンズドグマ』シリーズの新作だ。舞台となるのは人の王国ヴェルムントと獣人の国バタルが存在するファンタジー世界。プレイヤーは竜に心臓を奪われた覚者として、世界を冒険。竜を討ち、玉座へと昇る者の物語が展開されるという。味方NPC「ポーン」を連れ歩くシステムも引き続き登場。覚者・ポーンいずれも、自由度の高いキャラクタークリエイトが可能だ。
明日3月22日の発売が迫るなか、メディアやインフルエンサー向けの先行プレイによる情報も解禁。そうしたなかで公開されたYouTubeチャンネルBoomstick Gamingによる検証動画が注目を集めている。
動画においては本作を始める際に役立ちそうなさまざま情報が紹介。このなかで、キャラクタークリエイトにおいて設定した覚者の体格が、性能にも影響を及ぼすことが報告されている。具体的には、キャラクターの体が小さいほど、スタミナの回復が早くなるという。一方でキャラクターの体が大きいと、そのぶん脚の長さなどからか移動速度もアップ。またアイテムの所持重量も体が大きいほど増加するとのこと。なお近接武器の攻撃範囲についても体が大きいと少し広がるものの、大きな差はみられないそうだ。
ちなみに第1作『ドラゴンズドグマ』においても同様のシステムは存在。同作でも体重の差によって所持重量のほか、スタミナ回復速度などが変化。また体の大きさにより当たり判定や移動速度も変化していた。新作『ドラゴンズドグマ 2』でも、体重と体の大きさに応じてそれぞれ変化するシステムが同じ仕様で受け継がれているかもしれない。
そして『ドラゴンズドグマ 2』ではキャラクタークリエイトもパワーアップし、体格や顔つきなど多岐にわたる点を調整可能となった。たとえば腰の高さを変えることで脚の長さだけを調整したり、腕の長さを変えたりすることも可能。体全体の大きさや体重だけでなく、部位ごとの違いもキャラクターの動き方や当たり判定に関わる可能性はありそうだ。
ちなみにディレクターの伊津野英昭氏いわく、本作はファンタジー世界体験アクションシミュレーターに近いゲームになると表現されている(PlayStation.Blog)。また街中のNPCが魔物の襲撃などで死亡することも明かされており(弊誌インタビュー記事)、前作から引き続き採用された体格の違いによるキャラクター性能への影響にも“シミュレーター”としてのリアルさや説得力をもたらす狙いがあるのかもしれない。
なお本作に向けてはゲーム無料アプリ「キャラクタークリエイター&ストレージ」が配信されており、作成した覚者およびメインポーンを本編に引き継ぐことができる。いよいよ明日3月22日に迫った本編発売を待つ間、性能の変化も加味したキャラクタークリエイトの最終調整をしておくのもいいだろう。
ちなみに『ドラゴンズドグマ 2』本編ではポーンギルドにて「転身の秘術」を購入し、理容店などで使用することで、種族やボディタイプの変更は不可能ながら覚者やメインポーンの外観を再編集することも可能。本編開始後には、体型を変えて性能の変化を比べてみるのもいいかもしれない。
『ドラゴンズドグマ 2』はPS5/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに、3月22日発売予定。また、ゲーム本編に引き継ぎ可能なキャラクリエイトアプリ「キャラクタークリエイター&ストレージ」が各プラットフォームにて無料配信中だ。