鳥山明原作アクションRPG『SAND LAND(サンドランド)』体験版のメカ操縦迫力バトルに称賛集まる。“鳥山メカ”に寄せられる思い
バンダイナムコエンターテインメントは3月19日、アクションRPG『SAND LAND(サンドランド)』の体験版を配信開始した。同体験版はSNS上などで賞賛を受け、発売前から好評の兆しを見せている。対応プラットフォームはPS5/PS4/Xbox Series X|S/PC(Steam)で、製品版は4月25日に発売予定だ(Steam版は4月26日発売予定)。
『SAND LAND』は、週刊少年ジャンプにて2000年に短期集中連載された鳥山明氏の漫画「SAND LAND」をゲーム化するアクションRPGだ。原作では、魔物と人間が共存し水不足にあえぐ砂漠の世界を舞台に、悪魔の王子ベルゼブブが人間の保安官ラオと出会い、乾き切った砂漠のどこかに存在するという幻の泉を探す冒険が描かれた。
ゲーム化作品となる『SAND LAND』でも、原作漫画をベースにベルゼブブたちの、幻の泉を求める冒険が繰り広げられる。また本作オリジナルの新キャラであるメカニックのアンや、ゲームならではのメカも登場。メカを多彩にカスタマイズし、縦横無尽に砂漠を駆け巡ることができる。
このほか、ベルゼブブたちの拠点としてスピノ町が存在。魔物や人間の依頼を受けて移住者を増やしていくことで町は発展し、新しいメカの設計図やメカパーツを開発・強化することができる。そうしてカスタマイズしたメカと共にさらに探索範囲を広げていき、砂漠の大地の先にあるまだ見ぬ世界へと向かうのだ。
本作体験版は3月19日に配信開始。バトルタンク、バイク、バトルアーマーの3種類に搭乗し、広大なフィールドの一部で探索したり戦闘したりすることが可能だ。さっそく国内外の多くのユーザーが本作に触れ、好評の様相を見せている。X(旧Twitter)といったSNS上では、ゲームプレイの様子を多くのユーザーが共有。「ゲームプレイが楽しい」として、本作のメカアクションの手触りなどを評価する声が目立つようだ。また、鳥山明氏の画風やデザインがゲーム内によく落とし込まれていると賞賛する声も見られる。
本作プロデューサーの南敬洙氏はインタビューにて、鳥山氏の描くテイストの再現を志したとコメント。また、メカデザインについては鳥山氏のデザインを参考に着想を得つつ、モデルを作り込んでいったという(ファミ通)。また、鳥山明氏は今年3月1日に逝去(3月8日に公表)し、多くのファンが同氏の早すぎる旅立ちを悼んでいるさなかだ。鳥山氏のデザインを受け継いではつらつと動く本作のメカに、格別の思いを抱くプレイヤーも多いことだろう。
『SAND LAND(サンドランド)』体験版はPS5/PS4/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに現在配信中。製品版は同プラットフォーム向けに、4月25日に発売予定だ(Steam版は4月26日発売予定)。