『Fate/Grand Order』「奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド」配信で、コンテンツ追加&改善。久々ストーリー更新にジャンヌ・オルタのモーション改修など

 

FGO PROJECTは3月20日、『Fate/Grand Order(FGO)』にてアップデートを配信した。今回の更新では、ゲーム内に「奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド」が登場。白紙化地球上での物語の続きが描かれる。また新サーヴァントとして、マリー・アントワネット〔オルタ〕などが登場。ジャンヌおよびジャンヌオルタのモーション/宝具演出改修も実施されている。

https://youtu.be/Gx5IIlf6ccE

『Fate/Grand Order』は、ラセングルが開発・運営、TYPE-MOONの奈須きのこ氏が総監督などを担当している、スマートフォン向け作品だ。本作の舞台は、2015年に未来が失われた世界。主人公は、人理継続保障機関・カルデアに所属するマスターだ。主人公はマスター候補ではあるものの、数合わせに呼ばれただけだったが、ある出来事から人類最後のマスターとなり、人類史を正す旅へ出発。過去の英霊たちをサーヴァントとして従え、未来を取り戻す戦いを繰り広げている。

本作は2015年に配信開始され、アップデートにより、多数のメインストーリーやイベントなどが登場してきた。現在メインストーリーでは、白紙化した地球を巡る作戦「オーディール・コール」が展開中。ストーリーとしては2023年6月18日に登場した「奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン」が配信されてきた。


今回の更新では、ついにメインストーリーの続きとなる「奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド」が配信されたわけだ。「奏章Ⅰ 虚数羅針内界 ペーパームーン」の配信から、約9か月ぶりのメインストーリー更新となる。「奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド」のストーリーでは、対「伯爵」の作戦会議中に英霊召喚システムが作動。マスターはサーヴァントと顔を合わせた直後に深い眠りへと落ちてしまう。そして目を覚ますと、見覚えのある街並みが眼前に広がっていた。本シナリオで主人公は、今や記憶の彼方に隠れかけていた、ありふれた日常の光景の中に身を置くようだ。舞台の年代は2015年とされており、マシュやジャンヌ・オルタ、刑部姫やマンドリカルドなど、サーヴァントに似た学生服の人物が登場。自らの歪みを正すための旅路、その第2幕が描かれる。


「奏章Ⅱ 不可逆廃棄孔 イド」の開幕にあわせて、新規サーヴァント「★5(SSR)マリー・アントワネット〔オルタ〕」および「★4(SR)耀星のハサン」がゲーム内へ登場。マリーオルタについてはストーリー召喚サーヴァントとなっており、4月3日17時59分までの期間はピックアップ召喚も開催予定となっている。またストーリー更新にともない、新たな素材として終の花と黄金釜がゲーム内へ登場。両素材は、4月3日18時からピュアプリズムの交換対象になる。

そのほか今回の更新では、「★5(SSR)ジャンヌ・ダルク(ルーラー)」および「★5(SSR)ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕(アヴェンジャー)」のバトルモーションと宝具演出がリニューアルされた。ジャンヌ・ダルク(ルーラー)については、初期の実装サーヴァントであり、2016年7月にバトルモーションと宝具演出のリニューアルが実施。ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕〕(アヴェンジャー)については、2016年4月に実装されたサーヴァントとなっている。共に長い期間モーションなどは変更されていなかったが、今回の更新にてリニューアルが実施。より派手な演出と共に、戦ってくれるようになっている。なお「Fate/Grand Order カルデア放送局 Vol.21 奏章Ⅱ 開幕直前SP」 にて発表された情報は、公式サイトにも掲載中となっている。

Fate/Grand Order』は、iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中だ。