和風集落ホラー『The Realm』発表。「日常に現る異形」を描いてきた3DCGアーティストが贈る

インディーデベロッパーのefu氏は3月16日、『The Realm』を発表した。不気味な生命体たちが住まう集落内を歩き回るホラーゲームだ。

インディーデベロッパーのefu氏は3月16日、『The Realm』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2024年第4四半期発売予定。ゲーム内インターフェイスは日本語表示に対応。発表に合わせて、Steamストアページが公開されている。

『The Realm』は、不気味な生命体たちが住まう集落内を歩き回る、一人称視点のウォーキングシミュレーターゲームだ。本作の舞台となる暗き集落は異世界に存在しており、プレイヤーは不気味な集落からの脱出を目的として歩き回ることとなる。プレイヤーは唯一の手持ちアイテムである懐中電灯を用いて集落を探索し、道中で出会う奇怪で不気味な生命体たちと顔を合わせることになる。

本作を手がけるのは3DCGアーティストのefu氏だ。同氏はXなどのSNSを通して、自身が制作するホラーテイストの3DCGを数多く披露している。直近に公開された映像には和風家屋に佇む不気味な人影、四足歩行の巨大な生命体、天に祈りを捧げているような佇まいの人型生命体など。同氏が描く生命体には恐怖感をくすぐる要素がいくつも見受けられる。


また映像では日本家屋やテレフォンボックスなど、日本の風景に溶け込むような怪異を描いて場面を数多く見ることができる。『The Realm』においては、そういった同氏のホラー世界観が反映されていくことだろう。なお上記の映像の終盤には、『The Realm』のトレイラーにも登場する昆虫が映っていることから、これまで投稿されてきた映像内で見られた生命体は『The Realm』にも登場するのかもしれない。なお同氏のXによると、『The Realm』は2月29日以前より開発が開始されている。続報にも注目したい。

『The Realm』は、PC(Steam)向けに2024年第4四半期に発売予定だ。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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